
こんにちは!
街の外壁塗装やさん大阪平野店の有持(ありもち)です!
『30年もつ特別なセラミック塗料です』と勧められて塗装したのに、たった8年で壁に黒いスジ汚れが…。
よく見たら、前に直してもらったはずの“ひび割れ”が同じ場所からまた出ているんです。
その会社も、今はもうなくなってしまって…」
本日ご紹介するのは、東大阪市のお問い合わせにて伺った現場の相談内容です。
この事例は、外壁塗装で後悔しないために、皆様に知っておいてほしい内容です!
なぜ「高性能」のはずだった塗装が、たった8年でこのような状態になってしまったのか?
診断で見えた後悔したいための『『下地処理』と『塗料選び』との方法を解説します!
診断:東大阪市の一戸建て住宅にて発覚した外壁塗装の劣化症状

こちらの建物で最も目立っていたのが「雨だれ」ですが、私たちが注目したのはその原因です。
雨だれの中心には、8年前に補修したはずのひび割れ(クラック)がくっきりと再発していました。
これは塗装工事の土台となる下地処理が、甘かったことが原因です。
ひび割れ(クラック)が再発しにくい『下地処理』とは
ひび割れ再発は「下地処理」の手抜きが原因
前回の業者は、おそらく正規の工法(Uカット工法など)を行わず、ひび割れの上に薄い補修材を塗ってフタをしただけだったのでしょう。
これでは数年で再発するのは当然の結果です。
深いひび割れには『Uカット工法』が必要となります。
Uカット工法とは?

クラックの幅が0.3㎜以上の場合に採用されます。
モルタル外壁やコンクリート壁の補修に多く用いられ、再発防止や仕上がりの美しさに優れています。

このシーリング材は柔軟性があるためひび割れに追従してくれるため、ひび割れの再発を防いでくれます。

普通のモルタル(セメント+砂+水)に、接着力を高める樹脂を混ぜたもので、密着性・耐久性・防水性が高いのが特徴です。
Uカット工法では、まずカットした溝にシーリング材を詰めたあと、その上から樹脂モルタルを塗りつけて平らに仕上げます。
その後、補修前の模様に合わせて、パターン復旧をいう作業を行います。
これによって、補修部分が目立ちにくくなり、再びひびが入るのを防ぎ、雨水の侵入も防止します。
大事になる『塗料選び』とは

こちらの住宅では8年前に「セラミック塗料」で塗装されていました。
「セラミック塗料」と聞くと、非常に高性能なイメージを持ちますよね。
こちらの現場のセラミック塗料は、外壁に「天然石のような質感」を再現するために、セラミック粒子や天然鉱石の粉末を混ぜた塗料です。
一般的な塗装のようにツヤツヤではなく、重厚感・高級感のあるマットな石調の仕上がりになるのが特徴です。
主に住宅の高級外観や店舗の外壁、マンションのエントランスなどで採用されています。

それは塗装表面のデコボコし凹凸が激しいため汚れが付きやすいというデメリットも考慮しないといけないからです。
汚れが付きにくい塗料は親水性の塗料

塗膜の表面が「ツルツル」「親水性(しんすいせい)」を持つため、汚れが付きにくく、雨で自然に洗い流される特性があります。
汚れが付きにくい外壁塗料は、「親水性」「静電気が起きにくい」「硬く滑らかな表面」がポイントです。
塗料選び最も大事な要素は「樹脂」

見た目を長くきれいに保ちたい方には、フッ素・無機塗料がおすすめです。
費用は高めですが、塗り替え周期が長くなるため、長期的に見るとコスパの良い選択になります。
耐久年数の目安として、
シリコン樹脂ベースなら10年~15年
フッ素樹脂ベースなら15年~20年
無機塗料は20年以上とも言われています。
・詳しい外壁塗装のグレード別耐用年数はこちら>>>
まとめ:外壁塗装で大事な『下地処理』と『塗料選び』
①【下地処理】
・下地処理が甘いとひび割れが再発しやすい。
・ひび割れの大きさにより補修方法が変わる。0.3㎜以上はUカット工法を採用
・柔軟性のあるシーリング材で防水性を高め、モルタル仕上げにより見た目も復元しやすい。
②【塗料選び】
・セラミック塗料は重厚感がある反面、表面の凹凸で汚れが付きやすい。
・汚れ防止には親水性、静電気が起きにくいペンキタイプの塗料が効果的。
・樹脂のグレードによって塗料の耐用年数が変わる。フッ素、無機塗料は耐久性が高い。
今回のブログは以上となります!
いかがだったでしょうか?
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