こんにちは。街の外壁塗装やさん大阪平野店の有持です。
「外壁の色がくすんできたけど、まだ塗り替えのタイミングか分からない…」と悩まれているお客様、多いんですよ。
今回ご紹介する八尾市久宝寺のM様邸も、まさにそういった状態からのご依頼でした。
モルタル外壁(セメントと砂を混ぜて塗りつけた昔ながらの外壁のこと)の2階建て住宅で、外壁全体の退色が進んでいました。
今回は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りでしっかりと仕上げました。
使用した塗料は「フッ素REVO1000」。耐候性の高いフッ素系の塗料です。

こちらが施工前のM様邸の外壁です。
モルタル外壁の表面が全体的に退色し、褐色がかった状態になっているのが分かります。
よく見ると、表面の骨材(砂などの粒状素材のこと)がザラついて浮いており、チョーキング現象(外壁を手で触ると白い粉がつく状態のこと)が進んでいたと考えられます。
モルタル外壁は、紫外線と雨にさらされ続けることで表面の塗膜(塗料の層のこと)が少しずつ劣化していきます。
この状態を放置すると、外壁の防水性が失われ、雨水が内部にしみ込んでひび割れや内部腐食につながるリスクがあります。
ありがたいことに早めにご連絡いただいたので、下地がまだ健全な状態でのメンテナンスが可能でした。
モルタル外壁の下塗りでは、外壁の状態に応じてシーラーとフィラーを使い分けています。
シーラーは外壁の「吸い込み止め」、フィラーは「凹凸を整える」役割。それぞれに合った下塗り材を選ぶことで、上塗りの仕上がりがぐっと変わるんです。

こちらは細かいテクスチャーのモルタル外壁部分にシーラーを塗布している様子です。 モルタル外壁は表面に細かい空隙(すき間)があるため、そのまま上塗りすると塗料が吸い込まれてしまいます。シーラーで吸い込みを止めて下地を整えることで、上塗り塗料の発色と耐久性を保ちます。
写真の右側に見える、ビニールで養生(ようじょう:塗料が付いてはいけない部分をテープやビニールで保護する作業のこと)された部分は、エアコンの配管(冷媒管:室内機と室外機をつなぐ管のこと)です。塗料が付かないよう、丁寧に保護してから塗装を進めています。

こちらは凹凸の深い部分にフィラーを塗布している様子です。
写真の右半分がフィラーで覆われた部分、左半分がまだ素地のモルタル。1枚で「塗る前・塗った後」の差がよく分かりますね!
モルタル外壁の凹凸テクスチャーをフィラーで整えることで、中塗り・上塗りの塗料が均一に乗り、色ムラのない美しい仕上がりになります。

下塗りが完了したら、次は中塗りです。
中塗りは「フッ素REVO1000」を使用した、仕上げ工程の1回目にあたります。
下塗り材の白から、仕上げ色(ホワイト系)へと変化していく段階です。
中塗りの役割は2つあります。
1つ目は「下塗りと上塗りをしっかりつなぐ接着層」としての役割。
2つ目は「最終的な色の基礎を作る」役割です。
職人はローラーの圧力と速度を一定に保ちながら、ムラなく均一に塗料を伸ばしていきます。

こちらが上塗りの施工中の写真です。
右端にローラーの先端が写っており、壁面全体にホワイトの塗料がきれいに広がっているのが分かります。
この段階まで来ると、塗料の色がはっきりと出てきて、仕上がりのイメージが具体的につかめてきます。
上塗りは全体の仕上がりを決める最終工程です。
塗りムラ・塗り残しがないかを確認しながら、端部や細かい部分も丁寧に仕上げます。
フッ素REVO1000はフッ素系の成分を含んでおり、紫外線や酸性雨への耐性が高い塗料です。

上塗りが完了した外壁全面の写真です。
塗料がモルタルの凹凸にしっかりと乗っており、表面に均一な艶が出ているのが分かります。
施工前の退色した褐色の壁とは、まったく別物のような印象になりました。
3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)によって、塗膜がしっかりと積層されています。
この積層構造が、長期間にわたって外壁を紫外線・雨・熱から守り続ける耐久性を生み出します。
仕上がりの美しさだけでなく、外壁本体を守る「保護膜」としての機能がしっかり確保されました。
施工前は全体的に退色し、くすんだ褐色になっていたモルタル外壁が、ここまで生まれ変わりました。
フッ素REVO1000のホワイト系の色が、外壁全体に均一かつ清潔感のある印象を与えています。
表面の骨材が均一に塗料で覆われ、ザラつき感も解消されています。
ビフォーアフターを並べると、色の変化だけでなく、外壁の「表情」がまるで違って見えませんか。
退色していた外壁が持っていた「くたびれた印象」が一新されて、建物全体が明るく若返った感じがします。
M様にも完成写真をご覧いただき、喜んでいただけたようでうれしく思います。

完了後の窓まわりをアップで確認した写真です。
ホワイトの外壁と、グリーンの格子飾り窓・ブラウン系のシャッターのカラーバランスが整っています。
養生をしっかり行っていたので、窓枠やサッシへの塗料の付着はありません。
外壁塗装は「壁面だけきれいになればいい」わけではありません。
窓まわりやサッシなど、塗料が付いてはいけない部分をきちんと保護しながら仕上げることが、完成後の「美しさ」につながります。
細部まで丁寧に仕上げることが私たちのこだわりです。
- フッ素塗料とシリコン塗料では何が違うんですか?
- 外壁塗料の選択肢として、現在よく使われるのが「シリコン塗料」と「フッ素塗料」の2種類です。
シリコン塗料は価格と耐久性のバランスが良く、多くの住宅で標準的に使われています。
耐用年数の目安はおよそ10〜15年です。
フッ素塗料はシリコン塗料よりも耐候性(紫外線や雨への強さ)が高く、耐用年数の目安はおよそ15〜20年とされています。
今回使用した「フッ素REVO1000」はその中でも耐久性が高く評価されている製品です。
塗り替えの頻度を減らしたい方や、長期的なコストパフォーマンスを重視される方にはフッ素塗料が向いています。
どちらが合うかは建物の状態やご予算によっても変わりますので、お気軽にご相談ください。
外壁塗装の全工程が完了しました。
今回の施工では、外壁の状態に応じてシーラーとフィラーを使い分ける丁寧な下塗りを行ったことで、フッ素REVO1000が外壁にしっかりと密着した状態で仕上げることができました。
次回はいよいよ屋根塗装に取りかかります。 屋根は外壁以上に紫外線や雨の影響を受けやすい部分です。 また別の記事でくわしくご報告しますので、引き続きご覧いただけるとうれしいです。
外壁の退色・色あせが気になっているお客様、モルタル外壁の塗り替えをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お見積もり・ご相談は無料です。
記事内に記載されている金額は2026年06月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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