雨水が侵入していることは明らかですね(>_<)
外壁内部に水が侵入するとモルタル内部の金網（鉄）が錆びてしまいます。金網（鉄）が錆びると膨張しモルタルと金網の食い付き（密着）が浮いてしまいます。
さらにひびが広がり水が侵入という状態になってしまいます。
モルタル壁が崩落する可能性が高いのでとても危険です！
施主様も崩落を心配されており、お隣宅に飛散しないようにブルーシートで養生しておりました。ただ、安全面を考慮すると、作業中に崩落する可能性もありますので出来ればあまり近寄らずに業者さんに対応してもらうことが好ましいです。
目を凝らしてみると内部の防水紙もヒラヒラ浮いて見えました。防水紙が劣化するとパリパリになり防水の役割は果たせなくなります。
ここまで劣化が進んでしまうと早急なお手入れが必要です(>_<)
笠木から水が伝って雨水が侵入し徐々に広がった状態です。
縦方向のヒビ割れは重力で下に垂れていきますが、横方向のヒビ割れはポケットの様に雨水の受け皿の様になるため余計に水が侵入してしまいます。
手すりの支柱はベランダの笠木の面に埋め込んでいます。その支柱廻りのヒビ割れから壁内部に水が侵入してしまいます。
壁面だけを補修してもベランダ面からの水の侵入を塞がないことには根本的な補修にならないのでベランダ防水工事も必要だと判断しました。
次回、防水作業する際は支柱廻りをシーリング処理しその上にも防水塗膜でコーティングすることで水の侵入を防ぐ必要がありますよ。
記事内に記載されている金額は2023年08月26日時点での費用となります。
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