
こんにちは!街の外壁塗装やさん大阪平野店 松本です。本日は大阪市平野区加美鞍作にて塗装工事中の現場からタイルの左官補修のご紹介です。タイルの補修方法にも色々ありますが、一番多いのはタイルの張替えです。しかし、同じタイルが製造終了している場合は似たタイルを貼りますが、チグハグ感が出てしまいます(>_<)仕方ないといえばそこで終わりなのですが、私どもとしては何とかもっと良い仕上がり方法が無いか日々考えております。そこで、今回の現場では左官補修でタイルの形を復元しました!タイル部に塗装する前提であれば同じ見た目に仕上げることが可能です!!タイル補修で気になる方は是非参考にしてみてくださいね!

まずはタイルの剥離部分を撤去します。チッパー(斫り機)と呼ばれる工具を使ってタイルを斫(はつ)っていきます。ちなみに斫る(はつる)=コンクリートを「削る・壊す・切る・穴を開ける」などの作業のことです。

次にキレイに清掃タイルの破片などを除去します。破片やカスが残っているとその部分は密着不良を起こす可能性がありますのでキレイに除去します。

樹脂モルタルのプライマーを塗布します。プライマーは接着剤の役割があります。使用したプライマーは「ユニエポ補修用プライマー」で防錆効果もあります。さびた鉄骨を考慮してこちらのプライマーを使用しました。

今回の補修のメインである樹脂モルタル補修です。樹脂モルタルとは通常のモルタルに樹脂製の混和剤を混ぜ化学反応させて硬化するモルタルのことです。硬化速度が速く高強度で曲げや引っ張り強度に強いのが特徴です。下地補修や大規模な修繕工事には必ずいって良いほど使用されています。今回は「Kモルタル」を使用しました。段差が出ないように平滑に仕上げます。
樹脂モルタルを充填後、タイルの形に整形します。目地ごてと呼ばれる工具を使ってタイル目地を作りタイルの形にします。

このあとに塗装するので色も同じになります。塗装作業がおわりましたら、こちらに追加しておきますね。
いかがだったでしょうか?タイルの形にうまく復元できたと思います。せっかく補修するならチグハグ感や補修跡がでずにキレイに仕上がると気持ちが良いですよね(^^)/タイルの割れから雨水が侵入し木下地や鉄骨を傷めてしまうことあります。今回の現場でも鉄骨下地が錆びていました。中々普段から外壁の状態を見ることはないかと思いますがタイルが欠けたり、割れているのは比較的見つけやすい症状といえます。柱などの躯体を傷める前の補修が望ましいので、気になる方は気軽にご相談くださいませ。最後まで読んで頂きありがとうございました(^_-)-☆街の外壁塗装やさん大阪平野店0120-4116-37メールでのお問い合わせはこちら>>>〈関連記事〉
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