ダインコンクリートはとにかく厚みがあり、写真の赤の矢印で示した分が厚みです。
通常の窯業系サイディングは物によりますが、だいたい12～16mmの物が多いですが、ダインコンクリートは約55mm前後と3倍から4倍ほど分厚い外壁材です。
チョーキング現象と呼ばれる、塗装工事を検討するにあたって最も分かりやすい劣化のサインです。
最初に工場で塗装されたものが現場で大工さんによって組みあがりますが、その最初の塗装が紫外線や外気に触れることにより防水性が失われ、新築から約10年前後目安に発生します。
外壁が粉っぽくなっており、雨が降った際には湿気や水分を吸収してしまうので、チョーキングが発生すると、なるべく早い目のお手入れがおススメです。
カバーが付いていた箇所が周辺の箇所に比べて色が濃いのが分かります。
紫外線や外気の影響により、表面の塗膜がどれだけ劣化しているかがよくわかります。
冒頭にも記述した通り、外壁材自体が分厚いのですぐに水が入って傷むという訳ではありませんが、こちらも劣化が進むにつれて補修費用も上がりますし、もっとひび割れの隙間が大きく開くと補修した痕が目立ちやすくなります。
記事内に記載されている金額は2023年09月15日時点での費用となります。
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