本日の作業は、外壁塗装の中でも非常に重要な工程となる下塗りです。
「下塗りって何のために必要なの?」と思われる方も多いかもしれません。
下塗りとは、仕上げの塗料をの性能を十分に発揮させる役割を持つ塗装です。
どれだけ高性能な塗料を使っても、この下塗りが適切に施工されていなければ、本来の耐久性を発揮できません。
家づくりで例えるなら、下塗りは建物の「基礎」のような存在です。普段は見えなくなってしまう部分ですが、この工程を丁寧に施工することで、塗装全体の寿命が大きく変わります。


今回の外壁は窯業系サイディングという外壁材です。
現在の住宅で最も多く採用されている外壁材ですが、築年数が経過すると細かなひび割れや塗膜の劣化が進行しやすい特徴があります。
窯業系サイディングの塗装では、一般的に「シーラー」と呼ばれる下塗り材を使用することが多くあります。
シーラーは外壁への吸い込みを抑え、上塗り塗料を密着させる役割がありますが、今回は建物の状態を考慮し、「サーフ」という下塗り材を採用しました。
サーフとは、シーラーの役割に加えて、外壁表面を平滑に整える性能を持った下塗り材です。
今回サーフを選んだ理由は大きく2つあります。
① ヘアークラックと呼ばれる髪の毛ほどの細いひび割れを隠しやすいことです。
築30年以上経過した外壁には、このような細かなひび割れが数多く見られました。サーフは塗膜に厚みが付くため、こうした細かな傷を目立ちにくくする効果が期待できます。
② 上塗り塗料の吸い込みを抑える性能が高いことです。
劣化した外壁はスポンジのように塗料を吸い込んでしまいます。そのままでは仕上がりの色ムラや耐久性の低下につながることがあります。
サーフでしっかりと下地を整えることで、上塗り塗料が均一に仕上がり、美しい塗膜と高い耐久性が期待できます。

今回のお住まいは、縦張り工法の窯業系サイディングです。
縦張りサイディングには細い目地(外壁材のつなぎ目)が多く存在します。
普通にローラーを転がすだけでは、この細い溝まで塗料が十分に入りません。
細い目地にも塗料がしっかり入り込むように、一つひとつ丁寧に塗り込みながら施工を進めました。
このような細かな作業は完成後にはほとんど見えません。
しかし、こうした「見えなくなる部分」をどれだけ丁寧に施工するかが、塗装会社によって仕上がりや耐久性に差が出るポイントでもあります。
新発売「スーパーエクセルサーフ」を使用しました

今回使用した下塗り材は、アステックペイントから新発売された「スーパーエクセルサーフ」です。
実際に施工してみると、下地の隠蔽性(下地をしっかり覆い隠す性能)が非常に高く、傷んだ外壁をしっかり包み込んでくれる印象でした。
さらに、劣化した外壁への吸い込み止め効果も高く感じられ、これから施工する上塗り塗料の性能を十分に引き出せる状態に仕上がっています。
新しい材料は実際に施工して初めて分かる部分もありますが、今回の施工では非常に良い手応えを感じています。
見えない工程こそ塗装会社選びのポイントです
外壁塗装では、完成後に目に見えるのは上塗りの美しい色だけです。
しかし、本当に建物を長持ちさせているのは、その下にある下塗りや下地処理などの「見えない工程」です。
私たちは、「完成したら見えなくなるからこそ、手を抜かない」という考えを大切にしています。
お客様には見えない部分だからこそ、写真を撮影しながら施工内容を分かりやすくご報告し、一つひとつの工程に責任を持って工事を進めています。
焼津市で外壁塗装をご検討中の方は、「どんな塗料を使うのか」だけでなく、「どのような下塗り材を選び、なぜその材料を使うのか」まで説明してくれる会社を選ぶことをおすすめします。
お住まいの状態によって最適な施工方法は異なります。
「うちも塗装で大丈夫なのかな?」「カバー工法の方がいいのかな?」と迷われている方は、ぜひ街の外壁塗装やさん静岡焼津店までご相談ください。建物の状態を丁寧に診断し、お住まいにとって最適なメンテナンス方法をご提案いたします!
記事内に記載されている金額は2026年07月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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