外壁塗装にお住まいのイメージチェンジを求める方も居れば、できるだけ新築時に戻したいという方もいます。しかし、人間の記憶とは曖昧なものです。細かいところまで覚えていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。お写真が残してあっても、それが撮られた時間帯によって実際の色とは違って見えてしまうこともしばしばです。そこで、できるだけ新築時に近い色を塗り替えずに現在のお住まいで確認する方法をご案内いたします。
用意するものは中性洗剤と柔らかいブラシやモップ、水です。まずは外壁の汚れを落としましょう。中性洗剤を規定より薄めて使い、柔らかいブラシやモップで洗ってください。洗い終わったら、水でよく濯ぎます。これで完了です。濡れている外壁は乾いている時も艶めいて濃い色に見えます。新築当時は貴方のお住まいはこんな色だったのです。「どうも違う…」という方は完全に濡れている時から乾くまでを一定の時間間隔で撮影してみてください。10分間隔で10枚も撮れば、こんな感じだったというものが見つかるはずです。
外壁は経年によって色が褪せていき、艶を失っていきます。その色褪せと艶を補完するのが水というわけです。色には同じ色であっても大きな面積ものが小さい面積のものよりも薄く見えたり、明るく見えたりする面積効果というものがあります。手間はかかってしまいますが、お住まいの一面全体を洗ってあげれば、かなり新築時に近付くのではないでしょうか。
この当時の外壁の色を確認する方法ですが、残念ながらお住まいの周辺の環境の変化、「以前と緑の量が変わった」、「ご近所にお住まいか経ち、日当たりが変わった」などには対応できないのがネックです。心理学的なことをいいますと、人間の記憶は時と共に補正され、時に美化されていく傾向があるそうです。新築時の実際の外壁の色と記憶の中の外壁の色が微妙にずれてしまっているということも起こりえます。当時の外壁の色を思い出すままに選んでみるというのも、外壁塗装の満足度を上げる一つの方法です。
記事内に記載されている金額は2021年06月22日時点での費用となります。
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