外壁塗装や屋根塗装、その他の用途の塗料を製造しているメーカーのサイトを見ると、たまに略称やイニシャルが製品名の一部に使われているものが存在します。このようなサイトを見慣れてくると、「Siはシリコンのこと」、「4Fは4フッ化フッ素のこと」、「Wは水性塗料」と理解できることも多くなってくるのですが、読み込んでいても調べてみないと分からない略称が存在します。
外壁や屋根に使う塗料で「NAD型塗料」というものがあります。製品名にそれが含まれているかはともかく、さまざまなメーカーで製造されている比較的メジャーな塗料です。このNADって何なのでしょうか。見ただけでは分かりませんよね。「型」とついていることから、そのような組成や仕組みを持った塗料が数多くあることは想像できます。NADが何かの略称なのも予想はつきます。
NADはNon Aqueous Dispersionの略で非水分散形塗料のことを指しています。非水ですから、塗料用シンナーを溶剤とした塗料で、樹脂をエマルション化(粒子化)し、分散させたものです。NAD型塗料には屋根塗装用、外壁塗装用、軒天などその他の部分用と数多くの種類が存在し、さまざまな部位に使われています。一般社会ではほぼ知られていませんが、塗料業界ではかなりメジャーな存在なのです。
記事内に記載されている金額は2017年09月13日時点での費用となります。
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