気になる外壁の汚れ
外壁塗装は、外で及ぼされる砂や塵、埃、また排気ガスなどの外気から建物そのものを保護する役割があります。また普段からご近所さんや遊びにいらっしゃるお友達から家を見られることもしばしば。つまり見た目の美しさももちろん大事にしたいところですよね。そういった保護と美観のために必要な外壁塗装ですが、具体的にどんな汚れが発生するのでしょうか。
汚れの種類
■雨だれ
窓枠の端に黒ずんだ跡を見たことがあると思います。それが雨だれです。外気の汚れが窓枠や滅多に水の当たらないところで蓄積され、雨が降った際に水とともに垂れてそのまま跡として残ってしまいます。
■こけ、カビ、藻
湿気の多いところで発生しやすいこれらの汚れは、あまり日の当たらない室外機の後ろや風通しの悪い壁際に発生します。
■錆
外壁そのものから発生することもありますが、錆びた金属物を壁に立て掛けておくとそこからカビが広がることもあります。これを「もらい錆」といい、近年注目され錆にも強いといわれるガルバリウム鋼板でももらい錆の影響を受けます。
■変色
経年変化によって塗料が紫外線や雨で変色してしまいます。
わたしたちに出来る事
こういった汚れを発見したときに、まず私たちにできることはあるのでしょうか。
□水で洗い落とす
程度にもよりますが、外壁表面についただけの汚れならまずは水で洗い落としましょう。擦ってしまうと塗膜が剥がれてしまうこともあるので要注意です。こまめに洗い落とすことで塗料の劣化を防ぎます。
□家庭用の高圧洗浄
現在は家庭用の高圧洗浄が販売されています。ホースで落とすよりはより効果的です。
□薬剤で洗い落とす
カビやサビ専用の薬剤がありますので、用途によって使い分けて使用しましょう。汚れが落ちないからといって強い薬剤を使用すると、薬剤によってはそのまま排水に流してしまうのは衛生上あまり良くない場合があるので注意が必要です。
もし外壁の汚れが気になるけど自分でやるのは・・・と思う方、一度ご相談ください。業者の手で行う方が安心ですし、外壁を塗替えることで解決する場合もあります。汚れが落ちにくい場合、塗装の塗替えサインとも言えます。
記事内に記載されている金額は2017年11月03日時点での費用となります。
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