今月18日に、マグネチュード7級 震度6強の新潟・山形地震がありました。
被害に合われた皆様、 心よりお見舞い申し上げます。
※2019年6月作成
4つのプレートがぶつかり合って出来ている地震大国 大きな地震が、いつどこで起きてもおかしくない日本列島です。
お家を守る自然災害への備え
防災グッズも良く売られている昨今、地震に向けての準備を常に心がけている方、諦めもあり あまり気ににされていない方、様々だと思いますが‥‥。
備えあれば憂いなし!! できる準備は、やっておきましょう‼
※非常用備品 について このコラム後半に載せてありますので参考にしてください。
私ども、街の外壁塗装やさん さいたま伊奈店がある 埼玉県は、自然災害が少ない県と言われていますが、残念ながら、異常気象は日常茶飯事です。
ここで、皆様に質問です。
東日本地震の後、お家回り・特に屋根の点検は、お済でしょうか?
下から屋根全体が見えればいいのですが‥‥。
屋根の瓦被害
上の2つの写真は、昨年 突風の後ご連絡を頂いたお宅のものです。
瓦が1枚落ち1枚がずれていましたが、今製造をしていないセメント瓦のため、工事がすぐに出来ず、当初応急処置を行った時の写真です。その後の本工事にも瓦2枚の交換といかず、棟瓦交換の工事となりました。
この他に昨年だけでも 台風・突風被害で、瓦のずれ・落下が起こり、何件かの補修・修復工事を行いましたが、上の写真のお宅のケースを含めて東日本地震から始まった不具合が原因と思われるものがあるのです。
外壁のヒビ割れ
ベランダ下外壁のひび割れ
サイディング目地コーキング材破断
破風板部分のヒビ割れ
サイディング目地コーキング材劣化
上の4枚の写真のように、屋根の他にもここ埼玉県では、東日本地震の爪痕として、家の傾き・歪みまでいかなくでも、外壁のひび割れ、サイディングボード目地コーキング材の破断、亀裂が、数多くのお宅で起きていると思われます。
建築施工不良や経年劣化も伴っていますが、それらの不具合は、暴風雨のみならず普段の雨水から躯体に浸透し建物内部を痛めて、雨漏りにも繋がっています。
2011年の地震以降1度も屋根他をチェックをしていないお宅は、
台風・暴風雨の備えとしても、
1度は必ず「屋根点検+家まわりの点検」
をしておいて下さい!!
何が原因でも、屋根や家の外廻りに不具合を見つけた場合は、放置せず、出来るだけ早めに補修を行ってください!!
それが、大事なお家を災害から守ることに繋がります!!
防災備品
こちらは、消防庁 防災マニュアルをもとにまとめました。
防災備品は3つに分けておくのが望ましいようです。
1.外出時にも携帯しておきたいもの
※コンパクトで軽いものが理想
・携帯食(チョコバー、あめ、栄養補助食品など)
・笛、ホイッスル
・懐中電灯(スマホの懐中電灯アプリが便利)
・小銭:公衆電話・自販機用に10円、100円玉など
・筆記用具
・常備薬・マスク
・ハンカチ・ウエットティッシュ
・身分証明書
・避難用マップ
・スマホの充電器
病歴,アレルギーなどが書いてある簡易メモ等も入れておいた方が良いと思います。
2.避難する時に持ち出すもの
リュックサックなどに入れて置くいわゆる非常用持ち出し袋です。
・貴重品類
※10円玉は公衆電話用に。通帳、カード、健康保険証、運転免許証などは番号を控えたメモかコピーを用意しておくとよいでしょう
現金 10円玉 預金通帳 印鑑 保険証 免許証
・避難用具
※懐中電灯はできれば一人に一つ用意したいもの。
懐中電灯 携帯ラジオ 予備の乾電池 ヘルメット・防災ずきん ロープ 防寒シート
・生活用品
※避難所生活に最低限必要なものです。赤ちゃんやお年寄り、障害者がいる場合など考慮して揃えましょう。
厚手の手袋 毛布 缶切り ライター・マッチ ナイフ 携帯用トイレ ティッシュペーパー ウエットティッシュ タオル 携帯用カイロ おむつ 生理用品
・救急用具
※救急箱には絆創膏・消毒液など。その他ビタミン剤など日頃使っているサプリメントなどもあるとよいでしょう
救急箱 処方箋の控え 胃腸薬・便秘薬・持病の薬
・非常食品
※最低3日分は用意しましょう。そのままで食べられるものが便利です
乾パン 缶詰 栄養補助食品 アメ・チョコレート 飲料水
・衣料品
※衣類は動きやすいものを選びましょう。セーターなどの防寒具も寒い季節には役立ちます
下着・靴下 長袖・長ズボン 防寒用ジャケット・雨具
これらを、すべてリュックに入れるのは、実際には難しいかもしれません。
ご家族でしたら分担するとよいのではないでしょうか。
又、季節によっても用意するものが少し違いますし、食べ物・薬は期限があり、処方薬などは、変わっている場合もありますので、季節の衣替えと共に非常用バッグを見直し 一部の物はその都度新しいものを補充するのが望ましいと思います。
3.備蓄品
※災害復旧までの数日間を自足する為の備蓄品
●食料品
・レトルト食品(ごはん・おかゆなど)・アルファ米
・インスタントラーメン・カップみそ汁
・飲料水 1人1日3ℓが目安です。3日分は備えましょう。
●生活用品
・給水用ポリタンク ポリタンクには日頃から水道水をためておくと災害時、生活用水に使えて便利です。
・カセットコンロとカセットボンベ
・ティッシュペーパー・ウェットティッシュ ウェットティッシュは入浴できない災害時には体が拭けるなど重宝します。
・アルミホイル、ラップフィルム:食器の上に敷けば洗う必要もありません。
・紙皿・紙コップ・割り箸
・簡易トイレ
・洗面道具・水のいらないシャンプー
・ビニール袋 雨具や敷物、簡易トイレとしても使用可能。プライバシー保護のため透けないものを。
・ロープ・工具セット 救助活動の際に使えます。
・ほうきとちりとり ガラスや倒壊物の除去に役立ちます。
・ランタン
・スリッパ、長靴:瓦礫などから足を保護するために。
・毛布、バスタオル
・ビニールシート
●家の損壊を考慮し、1ヵ所でなく2ヵ所に用意する事が望ましいようです。
●生活用品の中の消耗品は、常に ある程度ストックしておいて 前に買ったものから使うのが良いのでしょう。
●食品は、日常使う物の中に消費期限の長いもの、調理しなくても大丈夫な食品、牛乳・豆乳等の常温可能製品やスキムミルク等をお気に入り商品で無くてもあえて取り入れて買い、時々使って補充が出来れば “いつ来るかわからない災害に使う負担金”の気分が減り、合理的かと思います。
●備築品リストには薬がありませんが、処方薬は、たくさんストックをしていると保健医療の観点からは宜しくないのですが、出来れば数週間分位は余分に確保しておきたいものです。
これら備蓄品は、場所も取りますし、家や個人個人により、異なりますので、そのお家に合った備蓄を心がけ、防災を考えることが大事なのだと思います。
最近、防災にも便利なグッズがお手頃価格でどんどん開発されているようです。(携帯用の浄水ペットボトルなど)
そのような情報を時々チェックするのもアイデアだと思います。
地震についての備え・心構え、地震時の行動について 詳しくは次のコラムを⇒
身を守る・家族を守る 地震発生時から避難までの行動と地震への備え
記事内に記載されている金額は2019年08月13日時点での費用となります。
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