こんにちは近藤純二です。
一般的な住宅の場合、リフォームの部位として一番多いのは、トイレ、お風呂、キッチンなどいわゆる水まわりと呼ばれるところです。次に来るのは、屋根とか外壁です。これらは、いつも水に触れたり雨や太陽の光にさらされているところですから、リフォームの動機というのは「汚くなってきたから」「傷んできたから」という必然性からということが大きいんですね。
それに加えて使いやすさだったり機能性やデザインなど、お客様の思いを込めていくわけなんですね。水回りの機器を選ぶ場合はカタログを見て、メーカ-のショ-ル-ムに行って現物を見ることもしますが、業者に機器のプレゼン(写真のようなもの)を作ってもらいます。こうするとほぼ自分のイメージ通りに出来上がりますのでこれは用意してもらいましょう。
次は外壁、屋根についてですが屋根の場合は材質さえ決めれば色の種類はある程度限られてますのでそんなに問題はないと思います。それに比べて外壁材は材質も色も選ぶのに苦労するくらい沢山あります。外壁は人間で言えば、着する服ですから慎重に選びましょう。
最も多く使用されるサイディングの場合はカタログで何種類か選び、そのカットサンプルを作ってもらいましょう。実際に質感、色合いを触れて見る事をおすすめします。タイルの場合もタイルそれぞれの色が一色ではありえませんので現物を数枚並べて、出来ればベニヤ板にでも貼って少し離れた距離で見るとイメージがつかめると思います。最後に、塗り壁ですが、塗装の色数があまりにも多いものですから印刷された小さなカットサンプルしかありません。これだけで判断するのはむつかしものです。やはりベニヤ板でも実際に塗布して良く確認をするようにしましょう。外壁塗装はメッシュシートの内側で作業をしていくのでシートを取り外して初めて外観が見えます。その時に後悔しないようにするためにも。
記事内に記載されている金額は2019年01月31日時点での費用となります。
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