こんにちは、純二です。
私は昔タイルメーカーの営業マンとして働いてたということもあって、今でもタイルが大好きです。ただし、昨今そのタイルもあまり使われなくなっていますよね。そこで、最近の木造住宅においてタイルという建材がどの様な使われ方をしているのかを今回は見てみましょう。
タイルの水に強いという特性から、直ぐに思い浮かべるのは、お風呂に代表される水回りなんでしょうが、昔と違い今はお風呂にタイルを使うということはほとんどありません。新築住宅の100%近くのお風呂がユニットバスになったからです。浴室の保温性、防水性からしても悔しいですが当然の結果だと思います。
ではトイレやキッチンはどうでしょうか?トイレの腰壁や床、キッチンバックこうしたところには以前はタイルが当たり前のように使われましたが、今の住宅では見ることは稀です。どちらも耐水性に優れ、掃除のしやすい壁材、床材に取って代わられました。
この様に今や住宅の室内においてはタイルの居場所がなくなってしまった感があります。しかし、どっこい昔も今もタイルが一番多く使われるところがあります。それは、家の顔である玄関とポーチの床です。メーカ-も床タイルには力を入れており、色、大きさ、形状もバラエティーに富んだ数多くの種類を出しています。また、玄関の中に使うものは掃除がしやすいように、外に使うものは雨に濡れても滑りにくいようにと機能面でも工夫がされています。使用する床タイルによって、その家が明るく、かわいらしくなったり、渋く重厚なものになったりと色々な表情を創り出してくれるのもタイルの良さだと思います。
記事内に記載されている金額は2019年06月30日時点での費用となります。
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