FRP防水とは、ガラス繊維を強化プラスチックで固めたものを言います。軽量で耐熱性、耐久性などにとても優れている素材で、住宅のベランダなどの防水に使われていることが多いです。
FRPの正しい改修方法をご説明します。まず劣化状態によって改修方法が異なります。
1、表面のめくれのや退色の場合はトップコートの塗替えが必要になります。トップコートを塗り替える際は高圧洗浄でしっかり汚れを落とします。つぎにFRP防水全体にグラインダーで傷をつけて密着をよくするのと、めくれなどをしっかり除去するために行います。そのあとに全体をアセトンでふいていきます。FRPの樹脂はもともと性質上空気を遮断しないと固まらない性質があります。そうさせるために樹脂の中にワックスが混ざっており、樹脂を塗布すると、ワックスが樹脂の表面を覆い空気を遮断するため固まるのです。ワックスが入ったものをインパラと言います。そのワックスが表面にある状態なので、目をあらしアセトンで拭く必要があります。後は下塗り、上塗りと塗っていけばOKです。
2、下地がプカプカする場合は、下地にべニアを上から貼り付けその上からFRP防水を被せていきます。
3、下地に穴が開いたり、長期的に雨漏りがある場合は、一度解体して下地などすべてやり替えてからFRP防水を被せていきます。
状態におおじて適切な施行方法で行うことがとても大事になります。
記事内に記載されている金額は2019年02月17日時点での費用となります。
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