お家の建物の室内の湿度は、一般に湿度40~70%が快適な状態と言われています。湿度が高い時に湿気を吸収し、低い時に吸収した水分を放出して、湿度を一定に保とうとするのが調湿作用です。そうした調湿効果が期待出来る建材が「調湿建材」です。
「調湿建材」には様々なものがあります。
●「湿式」珪藻土
●「乾式」には「内装材」と「下地材」があります。
・「内装材」には「調湿パネル」と「調湿クロス」があります。
・「下地材」には、「木質系調湿ボード」「石膏系調湿ボード」「珪酸カルシウム系調湿ボード」があります。
「調湿パネル」の特徴です
・パネル状に形成された調湿建材です。ボードなどの下地の上に施工していきます。室内の湿度に必要な施工面積が建材により異なる為、必要面積を考慮しながらプライニングを行うと良いです。クロスの上から施工出来るものや、パッケージ上になっていて、気軽に出来るものもあります。
「調湿パネルには3つあります」
(1)木質パネル
・木質の細胞内や繊維質に水分をため込む性質を生かした建材です。壁との隙間を作るなど空気の流れを作り、調湿作用を促しています。
(2)火山性ガラス質複層版
・多機能ダイオライトとも言います。耐久性や耐火性にとても優れています。さらに防汚性を施しています。
(3)多孔質セラミック
・微細な孔を持つ、多孔質セラミックをタイル状に焼いたものです。
記事内に記載されている金額は2019年08月28日時点での費用となります。
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