職人さんといえば「怖い」「ガラが悪い」「無愛想」などそんな風に見られがちです。
「いい仕事さえすればいい!」そんな時代もありました。
今はどんな時代かというと「信用」をいかにお客様に届けるかにあります。
仕事の技術だけじゃダメです。心にも技術が必要でとっても大切です。
1挨拶をしっかり行う
2材料の整理整頓
3その日応じた塗装プラン、工事のブログ掲載
4現場内禁煙
5整理整頓、清掃
この5項目を厳守します!
「当たり前じゃないの」と思われるかもしれませんが
当たり前のことをちゃんとやる、それを継続することの難しさもあります。
ある有名人が「寿司職人になるのに修行する時間は無駄、技術をさっさと学べばいい」と言った人がいます。
確かに今時の考え方で、そういう考え方もあるなと思いますが
私は基本、技術を支えるのは心の技術の裏付けも必要で、それは修行でしか養えないと思うんです。
今の時代、アマチュアがプロと同じくらい知識と技術を持ってしまう時代です。
レシピもマニュアルも道具も何から何までネットで揃います。
でも、流石に「信用」を買えません。
たくさんいい仕事する職人さんたくさんいて、そこからどんな基準で選ぶかといったら
いい仕事するのに「しっかりとした裏付け」があればこそ「信用」が得られると思います。
正直、技術だけ学ばせて育った職人ほど業界を去る比率は身近に限ってではありますが大きいと思います。
先代の親方の話をすると、とにかく仕上がりに関してうるさくこっ酷く怒られました。
他の同業者と比べて、手をかけすぎというくらいでした。
私は当然ように葛藤を抱えながら仕事を覚え、いま思うことは
「逆に手を抜くことが怖い」そういう風に感じるようになりました。
そして、だから「親方は信頼、信用が厚かった」と納得してます。
こう思えたことに先代親方に感謝しかありません。
そういう心意気を学べるのは修行期間があってこそだと思います。
これからもその心意気を持って仕事をしていきたいと思ってます!