今回はリシン吹きの劣化具合を詳細にレポしたいと思います。
分譲住宅が流行りだした頃、コスト安のリシン吹きが流行しました。
リシンは塗料と砂を混ぜただけの建材のなので、塗膜がかなり薄いです。
今でこそ機密性の高い家屋が主流ですが、ちょっと昔までは「ちょっとした隙間風がいい」みたいな
風潮があり、リシン吹きも多孔質(巣穴)なために愛称はバッチリでした。
ただのその多孔質な隙間にホコリや油、カビなどが付着してしまうと
その通気性がいい機能は失われてしまいます。
またリシン吹きの壁はどんどん湿気を持ちやすくなるので
古くなれば古くなるほど外壁は劣化していきます。
リシン吹きは8年くらいの耐久性しかないので早めの塗り替えが必要です。
先日お伺いした春日部の無料点検したケースでは、かなりの黒ずみが見られました。
高圧洗浄のような強い水圧は当てられないので思案のしどころです。
外壁が湿気を持つことは、壁との室内の間の断熱材にも影響してきます。
立地条件で建物の傷み具合は変わってくるので、もう一度自分の住んでる地域性を見直してみましょう!
1川、湖があり常に風が吹きやすい
2高層の建物に囲まれ日が当たらない
3普段から鳥のふん被害が多い
などなど該当してたら、早めのメンテナンスを意識された方がいいと思います。
リシン吹きの外壁は特に早めの塗り替えで、なるべき耐久性のある塗り替えで
「家を長持ちさせる」考えでいた方が良いのです。
例を挙げるとしたら
*ひび割れに強い弾性塗料
*汚れに強い低汚染塗料
などがありますので、お悩みの場合はぜひご相談ください