雨漏りとシロアリの関係
雨漏りとシロアリの関係についてお話しします。
木造住宅で雨漏りが発生する被害として
2室内壁のカビの発生
3シロアリの発生
この3つが挙げられます。
今回は3番のシロアリの発生についてです。
シロアリが好む環境というのは湿気があるところです。
コラムで何回も「建物の天敵は湿気」と言ってきましたが
シロアリ被害というのは「目に見えない不具合」のひとつでもあります。
雨漏りも「目に見える雨漏り」と「目に見えない雨漏り」があるわけですから
一般の人ではわからない「目に見えない雨漏り」が「目に見えないシロアリ被害」という連鎖が
一番気をつけなければなりません。
床のフロア材が「ミシミシ」なってからは手遅れの場合もあります。
木造住宅の新築では土台や柱に緑色の防虫剤が塗られています。
しかし、この防虫効果は長くはありません。
そもそもシロアリは新しい木材よりも古い木材を好む傾向があり
数年経ってからのケアが重要なのです。
湿気をなくすために「外壁通気工法」がハウスメーカーで採用されて施工されてますが
完全ではありません。
台風や長雨でどうしても湿気を保ちやすい環境が続き
雨漏りも重なってしまうとシロアリの好む環境が出来上がってしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
定期的な住宅メンテナンスの勧め
シロアリ対策としては何が一番良いのか?
具体的には
1外壁からの雨漏り、破損チェック
2土台基礎のクラックチェック
3建物の基礎構造をチェック(ベタ基礎か不基礎)
3の基礎構造チェックとは床下の基礎構造をチェツクします。
ベタ基礎と不基礎の違いは床下部分がコンクリートで施工化されてるか土のままかどうかです。
不基礎だと地面からの湿気をまとも受けてしまいます。
ベタ基礎でもコンクリート床でも万が一水回りの配管などの「水漏れ」などが発生した場合
水が溜まりやすくカビが生えやすくなります。
なので定期的な床下メンテナンスが必要なわけです。
ただ外壁リフォームするだけではなく、ここまで当社フォローしたいと思ってます。
でなければ安心な良質なリフォームをお勧めできません。
まずは住宅メンテナンスの必要性をご理解いただければこちらとしても
良質なリフォームをご提供できるかと思います。
追記 ベタ基礎の一例
写真はベタ基礎の一例です。
ちょうど雨上がり後に撮影したので
ベタ基礎の床が水溜まってるのがわかります。
ベタ基礎には排水するところがないので、台風などの床下浸水などでは
ポンプで水を汲み上げるしかありません。
建物が完成し後では床下の点検はお客様では難しいことがわかりますし
「目に見えない不具合」場所ということがおわかりいただけると思います。
記事内に記載されている金額は2019年12月29日時点での費用となります。
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