サイディング外壁金具留め工法、こんなトラブルも
サイディング外壁金具留め工法を何回か説明していますが
お客様とのトラブルでもないんですが、ハウスメーカーの説明不足もあるのか
少々誤解を招く一例を紹介します。
金具留め工法=釘を使わない
確かに文字通りなのですが、一本も釘を使わないわけでもないんです。
「金具工法なんだから釘使うのおかしいじゃないか?」
と思われるお客様もごく稀にいます。
しかしながら、合理的にちゃんと説明すればわかってもらえる話なのです。
サッシ廻りなどは釘を打ちます
サイディング外壁金具工法のサッシ廻りなんですが
遠くからでは釘がわかりません。
おさらいで簡単に金具留め工法について説明すると
サイディングは下から上へと張り上げていくのですが
金具留め工法の場合は重なり部分に金具で固定してサイディングを重ねていきます。
事実上サイディングの上にサイディングが乗っかってるだけです。
釘打ち工法ですと躯体に釘が打ち込まれていく工法となります。
サッシ廻りのサイディングの収まりなのですが
金具を留めただけでは、サッシ側は今後サイディングが反ってしまう可能性があります。
なのでサッシ周りだけは胴縁や貫と呼ばれる下地材を入れく釘を打ちます。
あともう一箇所、軒裏とサイディングの取り合いのところも釘を打ちます。
軒裏にサイディングがぶつかるわけですから最後に金具を留めることはできません。
これも胴縁を打ち、そこを狙って釘を打つことになります。
「金具留め工法」だから言って釘を使わないわけでもなく
しかし、お客様にはとってもわかりづらい事でもあります。
素朴な疑問ぜひお問い合わせください
職人にとって当たり前ことは一般のお客様にはわかりづらいですし
説明するにも業界用語使われてはますますわかりかねると思います。
このように建物に関しての素朴疑問、なんでも構わないのでお問い合わせください。
例えば
在来工法って何?
バルコニー、ベランダの違い?
などなど、いろいろ気になることにお答えしたいと思います。
記事内に記載されている金額は2020年01月26日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。