木部と金属面の施工方法の違い
木部と金属面の施工方法は違うってことは、プロの方なら当たり前のことなんですが
お客様にとってはそうでもないみたいです。
今回は「草加市金明町の出窓部分塗装工事」を例に説明していきたいと思います。
前置きとして「ホコリだらけの壁にテープを貼る」というたとえ話をしていると思います。
ホコリだらけの壁にテープはなぜくっつきが悪いのか?
壁とテープの間に不純物があると接着剤が密着効果が発揮はれず剥がれてしまいます。
逆に綺麗な壁にテープを貼り、後から指で強く撫でると接着力は増して剥がれにくくなにります。
これというのは、接着面においてテープの糊が圧縮されたことによって分子同士が繋がって密着力が高まります。
これを塗装に変化すると
壁=塗装面
テープ=塗料
やはり外壁は高圧洗浄した上でシーラーをかける必要性がわかりますよね。
綺麗な塗装面を作っておく、塗装工事の一番大切な工程です。
まずこれを前置きに知ってもらいたいです。
木部塗装の施工方法
木材というのは多孔質な凸凹した面です。
小さな巣穴はシーラーでは目止めが効かず、もっと粘着質な塗料を下塗りに使う必要になります。
木部専用の下塗り材もありますし、水性塗料でも大丈夫です。
下塗りする前に旧塗膜と新塗膜は相性が悪いので
必ずケレン作業をしなければなりません。
またテープの話に戻りますが、古くなったテープの上に新しいテープ貼ったらどうですか?
古いテープが壁との密着力が低下しているのに、上から新しいテープを貼っても
古いテープから剥がれてしまっては意味がりません。
もう一度、塗装面の清潔化を目指さなければなりません。
ここまでが木部下塗りまでの工程の説明でした。
上塗り以降は木部も金属面も同じ施工方法なので割愛します。
金属面の施工方法を説明します
金属面の下地処理に関しては「プライマー処理」のコラムでも説明しましたが
ちょっとだけ補足します。
金属面は平らなので目止めする必要はありません。
しかし、下地処理をしないわけではありません。
ガラスとガラスを合わせた時くっついて離れないって経験ありますか?
そんな時って、ガラス面とガラス面の隙間に水分が入っていたと思います。
理科の実験で顕微鏡使ってたことを私は思い出した。
つまり、塗装面をしっかり研磨してプライマー(例えで言う隙間の水)を塗ることによって
密着力が高まるのです。
もしお客様でDIYで金属面の塗装をされるなら
ホームセンターで研磨用プライマー売ってるので試してみてください。
*鉄部は錆止め塗料をお使いください!
なぜ、こんな説明をしたのか?
まずは流行りのDIYなされるお客様に基礎知識として知ってもらいたいのと
もう1つは悪徳な業者のいい加減な説明、施工方法に騙されないでください!
ということです。
私もまだまだ勉強不足ですが、わからないことあったらメーカーに直接聞いて解決するようにしてます。
良質なリフォーム工事目指して日々勉強して頑張ります!
記事内に記載されている金額は2019年07月15日時点での費用となります。
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