シーリング(コーキング)とは…!?
シーリング(コーキング)とは建物の防水性や気密性を守るために、継ぎ目や隙間に充填(じゅうてん)する材料の事をいい、例えば外壁材と外壁材の間にあるゴム状のパッキンや、お風呂の浴槽と壁の隙間を埋めるゴム状のパッキンのことをいいます。
この部分に欠損が見られたら補修が必要です!!
外壁の場合は外壁材同士がぶつかり合うのを防ぐクッションのような役割をしています。
その際にボンドのようなもので補修していきこれをシーリング(コーキング)材といいます。
シーリング(コーキング)材にはいくつかの種類があります。
シリコン、変成シリコン、アクリル、ウレタン、ポリサルファイドなどがあり、シーリング材の特徴はそれぞれ違い、特徴によって使う場所や用途も違ってきます。
外壁材のひび割れによく使われるのは…
≪変成シリコン≫
固まった後はシリコン系のシーリング材と違い塗装することが出来ますが、塗料によっては少し、はじき・ベタツキが生じることもあります。
サイディング仕様の家の目地に使われているシーリング材はほぼ変成シリコンです。
どこに何のシーリング材を使って良いかわからない場合はこの変成シリコンを使用するのが一番無難といえます。
変成シリコンの主な使用場所は住宅の内外装の目地、サッシ廻りや、モルタル・コンクリートの目地、クラック(ひび割れ)、タイル目地や屋根材、金属の目地、接合部のシールなどです。
変成シリコンのメリット・デメリット
メリット…使用用途の幅広さ、上に塗料が塗れる周囲の汚染が少ない
デメリット…シリコンよりも値段が高い、上に塗る塗料によってははじき・ベタツキが発生する場合がある
ノンブリートってご存じですか?!
シーリング(コーキング)材にはノンブリートのものがあり当社ではノンブリートのシーリング(コーキング)材を使用するようにしています。
コーキング部分に塗装をすると、数か月や数年で塗膜を溶かしたり、シワを発生させたり、べたついたりといった症状がでてきて黒ずんでしまいます。この症状のこと「ブリード」と言います。。
ですのでブリードさせないノンブリードのコーキング材をすることで汚れが付きにくくなるのです!!
ホームセンターでよく見かけるシリコンのコーキング材の最適な使用場所は…!?
シリコンは値段も安く、ホームセンターなどでよく売られています。しかし注意が必要なのが、シリコンを充填してしまうとシリコンオイルという油みたいなものが常に出続ける為、その上には塗装できません…。。ただし、専用プライマーを塗布すれば塗装可能な場合もあります。
値段が安いため、ご自分で外壁補修をする方が使いがちです((+_+))
シリコンの上には塗料が塗れないので、塗装屋は1回シリコンを撤去しないといけないという手間がかかってしまい、量によっては撤去代がかかってしまう場合がありますので注意が必要です!
ご家庭でシリコンを使う場合は、乾くのも早く、撥水性に優れているのでガラス廻り ・キッチン廻り ・浴槽廻りで使用するとよいと思います!(^^)!
シーリング(コーキング)材を使い分けお家を水漏れから守りましょう
外壁塗装や屋根塗装にはいろんな種類の塗料やコーキング材などを塗装のプロがお家を美しく長持ちさせるため、お家の素材に合わせ考えて使っています。
少しの知識を持っているだけで、「今何の作業をしてるんだろう…」「どんなものを使ってるんだろう…」というちょっとの不安も解消されます(*^▽^*)
外壁には外壁の劣化にあったコーキング材がありますので、お家の外壁が少し気になって自分でしてみようかな…という方は十分注意してくださいね。
コーキング材を充填することは、お家を水漏れによって内部の腐敗から防ぐ大事な役割がありますのでお悩みの際は塗装のプロに相談ください(^_^)/
コーキング材もしっかり使い分け、特徴に合わせて最適な場所に充填することが大切です(*^▽^*)
記事内に記載されている金額は2019年06月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。