外装を構成する部位は種類が豊富です。
その部位にあった正しい施工を行うことが、リフォーム成功への重要なポイントになります。
前回、前編をお伝えしました。今回は後編ということで、笠木、基礎、水切り、鉄部(庇)、木部についてお伝えします!
笠木
笠木とは、塀や手すり、腰壁などの一番上の部分のことです。
仕上げ材に雨水が浸透しないように施工するのがポイントです。
ベランダでは、複数の笠木が過度で交わる構造になっているため、そのつなぎ目に隙間ができると雨漏りの原因となることがあります。金属製、木製など材質も多彩なので、それぞれにあった施工を行うことが重要です。
基礎
基礎コンクリートのクラック(ひび割れ)は、化粧モルタル上のクラックか、基礎本体にまで及んでいるクラックかで補修の必要性が異なります。
0.2mm程度のクラックなら、弾性フィラーなどの下塗り材を刷り込むだけでOKです。クラックが中まで貫通している場合は、既存住宅基礎ひび割れ補修材などで補修する必要があります。
水切り
水切りは、外壁から伝わる雨水を土台の中に侵入させない役割を持ちます。
雨水が侵入すると、土台を腐らせてしまう可能性があるため、しっかりメンテナンスしておく必要があります。材質はアルミ製やステンレス製が中心です。施工する場合は、ケレン作業とサビ止め塗料を塗布し、その上から上塗り塗料を塗って仕上げます。
鉄部(庇)
トタンや鉄骨、庇などの鉄部を塗り替える上で、最も重要なのが汚れやサビを落とすケレン作業です。
ケレンが不十分だと塗料がうまく密着せず、すぐに塗料が剥がれてしまうこともあります。
丁寧なケレン作業が施工のポイントです。
また、ケレン作業後は、サビ止め塗料を塗るのが基本。丁寧な下準備を行なった後、仕上げの上塗り作業が行われます。
木部
他の部材に比べて劣化が早いのが木部です。
外部に面している木部は、定期的な塗り替えが必要です。
施工する場合は、汚れや浮いた塗膜をサンドペーパーなどで削り落とした後で塗料を塗リマス。
また、外部木部は防腐も必要となるため、防腐剤が入り木目が残る塗料や、木目を完全に隠す塗料がオススメです。
細部まで徹底施工・外装リフォームを成功させるポイントを前編、後編と2回にわたって
お伝えしましたが、いかがでしたか?
大切な我が家を美しく生まれ変わらせるために、ぜひポイントを押さえてから、施工業者と相談してくださいね!
街の外壁塗装やさん岐阜店では、お客様の住まいを快適に、美しくするお手伝いをさせていただいております!
気になることがありましたら、いつでもご相談ください!
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