マイホームを建てる、もしくはリフォームを考えているあなたは、外壁材選びに頭を悩ませているかもしれません。
外壁は建物の顔であり、デザイン性だけでなく、機能性も重要な要素です。
数ある外壁材の中でも、モルタル外壁は、その独特の風合いと耐久性から人気を集めています。
しかし、モルタル外壁は、他の外壁材とは異なる特徴を持っているため、メリットとデメリットを理解した上で、慎重に検討する必要があります。
この記事では、モルタル外壁の基礎知識から、メリット・デメリット、そして選び方のポイントまで、詳しく解説していきます。
モルタル外壁を採用するメリットとデメリットを理解し、あなたの理想のマイホームを実現するための参考にしてください。
□外壁モルタル下地の基礎知識
モルタル外壁は、セメント、砂、水などを混ぜ合わせて作ったモルタルを、壁面に塗り固めて仕上げる外壁材です。
古くから使われている伝統的な外壁材で、日本の住宅では、和風建築や洋風建築など、様々な建築様式に採用されてきました。
1: モルタル外壁の特徴
モルタル外壁は、他の外壁材と比べて、以下のような特徴を持っています。
・目地がない
モルタル外壁は、現場で直接塗り付けるため、部材同士の継ぎ目となる目地がありません。
目地がないことで、見た目の美しさだけでなく、汚れが溜まりにくいというメリットもあります。
・多種多様なデザインに対応可能
モルタル外壁は、コテや吹き付けなど、様々な施工方法によって、個性的なデザインを実現できます。
凹凸のある仕上げや、塗り壁風の仕上げなど、自由な発想でデザインを楽しむことができます。
・防水性がない
モルタル外壁は、セメントを主原料としているため、水に弱く、防水機能は備わっていません。
そのため、雨や水の影響を受けやすい外壁には、防水シートや塗装を施す必要があります。
・ひび割れが発生しやすい
モルタル外壁は、経年劣化や温度変化によって、ひび割れが発生しやすいという特徴があります。
ひび割れは、見た目の悪化だけでなく、防水性の低下にも繋がります。
□モルタル外壁のメリットとデメリット
モルタル外壁は、独特の風合いと耐久性から人気を集めていますが、他の外壁材と比較して、メリットとデメリットがあります。
1: メリット
・デザインの自由度が高い
モルタル外壁は、コテや吹き付けなど、様々な施工方法によって、個性的なデザインを実現できます。
自由な発想で、自分だけのオリジナル外壁をデザインすることができます。
・耐火性に優れている
モルタル外壁は、セメントを主原料としているため、火災に強く、耐火性に優れています。
火災発生時の延焼防止に役立ちます。
・耐久性に優れている
モルタル外壁は、適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって美観を保つことができます。
2: デメリット
・ひび割れが発生しやすい
モルタル外壁は、経年劣化や温度変化によって、ひび割れが発生しやすいという特徴があります。
ひび割れは、見た目だけでなく、防水性の低下にも繋がるため、定期的なメンテナンスが必要です。
・汚れが目立ちやすい
モルタル外壁は、表面がザラザラしているため、汚れが付きやすく、目立ちやすいです。
こまめな清掃が必要となります。
・コストが高い
モルタル外壁は、他の外壁材と比べて、施工費用が高くなる傾向があります。
特に、デザイン性の高い仕上げや、特殊な施工を希望する場合は、さらに費用が高くなります。
□まとめ
この記事では、モルタル外壁の特徴、メリット、デメリットについて解説しました。
モルタル外壁は、デザイン性の高さ、耐久性、耐火性など、多くのメリットを持つ一方で、ひび割れや汚れ、コストなどのデメリットも存在します。
モルタル外壁を採用する際は、メリットとデメリットを理解した上で、自分の家の状況や予算に合わせて、慎重に検討することが大切です。
当社のような専門業者に相談し、適切なアドバイスを受けることも重要です。
記事内に記載されている金額は2024年08月17日時点での費用となります。
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