塗装はやっぱり、外壁塗装のプロにお願いするのがベスト?
ただし、最近では、業界の大手家電販売店やディスカウントストア、主要なオンライン販売店でも外壁塗装の見積もりが手に入ります。
それぞれの業種の違いや特性について説明します。外壁塗装をどこに依頼すべきか悩んでいる場合は、以下を参考にしてください。
本ページは少々長めの文章もございますので読むのが面倒という方は動画でもご覧いただけます。こちらもぜひご利用ください。
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目次 【表示】 【非表示】
- 外壁・屋根塗装:業種ごとの特性まとめ
- リフォーム業界へ異業種からの参入が増えている理由
- 専門業者との比較
- 実際の作業は下請け業者が行う
- 業種ごとの得意分野リフォーム
- -家電量販が得意とするリフォーム
- -大手総合小売業が得意とするリフォーム
- -オンラインストアが得意とするリフォーム
- -ディスカウントストアが得意とするリフォーム
- -ホームセンターが得意とするリフォーム
- ハウスメーカー、工務店、塗り替え専門店の役割は?
- -ハウスメーカーは自社物件のリフォームに適している
- -工務店は専門分野によって異なる
- -塗り替え専門店は技術力もあって価格も手ごろ
- 総合的なメンテナンス技術を持っているかどうかの見極めが必要です
外壁塗装・屋根塗装の業種別特徴早見表
業種別得意分野のまとめ
この助成金を有効活用できれば新築ほど多くの建材を使用しないため環境負荷も低く、これまでよりも安く住まいを買うことができるため住宅資金が他の部分で消費され、経済の活性化につながるのです。国民一人一人が低価格でライフステージやライフスタイルに合うお住まいを購入できればそれだけ生活は豊かになるでしょう。
しかしそんな私たちを豊かにする可能性に溢れた中古住宅ですが、比較的安い費用で取得できるはずなのにその流通量は全住宅流通量の14.7%しかありません。流通する住宅の大半を新築以外が占める欧米の住宅市場と比べると明らかに異質です。
そんな日本でこれから中古住宅の流通量を増やすためには多くのリフォーム業者が必要になってきます。この様に政府の住宅政策と現実の住宅事情が異業種からリフォーム業界へ参入する業者が増えている理由なのです。
異業種と専門業者を較べてみたら?
その不安を解消できるのは「餅は餅屋」という言葉に尽きるでしょう。ただし、異業種の業者も何の勝算もなしに参入してきたわけではありません。どうしても異業種からの参入ということで工事の品質に目がいきがちですが業種は違えど彼らの多くはその業界の大手であり、接客のプロフェッショナルなのです。
そんな彼らがお客様の満足度を十分に満たすための戦略をもってリフォーム業界に乗り込んできたと考えると私たち専門業者もうかうかしていられません。
実際は窓口対応のみ?
異業種はどこに頼んでも施工は下請け業者になる
異業種からの参入と言ってもリフォーム工事の施工を異業種の業者の従業員がいきなり施工できるわけはありません。外壁塗装であれば塗り替え専門店以外はほとんどの場合で提携業者に施工を依頼しています。
こういった下請け構造が悪いとは言いませんが実際の施工は違う業者となるとご不安に思われるお客様も多いでしょう。しっかりとリフォーム工事そのものを管理してくれれば何の問題もありませんが異業種から参入してきた業者の中には下請け業者に丸投げする業者も存在します。
下請け業者が施工する場合、お客様と異業種の担当者、そして下請け業者が円滑にコミュニケーションをとれないと満足のいくリフォームはできません。
業種ごとに得意な分野のリフォームは?
つまりメインで扱っている商品に関するリフォームであればその満足度も自然と高くなるでしょう。
家電と言っても商品の種類は様々で幅広いのですがその中でリフォームとなると得意とする部分は限られてきます。
● オール電化対応のリフォーム工事
● IHコンロなどを中心としたキッチン回りのリフォーム工事
● 食洗機などを中心とした水回りのリフォーム工事
● 温水洗浄便座などのトイレ回りのリフォーム工事
そのため得意とするリフォームもキッチン周りがメインになります。
● コンロなどを中心としたキッチン回りのリフォーム工事
● 食洗機など中心の水回りのリフォーム工事
● 収納やインテリアなどお部屋のリフォーム
インターネットの普及とともに拡大してきたオンラインストアでは合法であれば手に入らないものはないとまで言われますが、そうなると得意分野を見極めるのが難しくなります。オンラインストアのリフォームでは提携業者が明記されていることも多いためそこから調べて得意分野を分析するのも有効です。
● マンションなどの内装リフォーム工事
● キッチン全般のリフォーム工事
ディスカウントストアもオンラインストア同様に得意なリフォームを見極めるのが難しい業態です。しいて挙げるなら大量仕入れの売れ筋商品に関係したリフォームになります。ディスカウントストアはとにかく価格重視の業態なので同じ商圏にある家電量販店や小売店の価格を常に調査しています。リフォーム工事の中で需要が特に高いのがキッチン、トイレ、お風呂回りです。周囲の競合店と鎬を削るような分野であればお得にリフォームできるかもしれません。
● キッチン、トイレ、お風呂回りなど
ホームセンターというのは扱っている商品から見るとリフォーム工事の親和性が高そうですが意外とそうでもないものです。最近のホームセンターでは外壁塗装用塗料、屋根塗装用塗料、塗装用の各種道具や装備も全て揃えることができます。しかし塗装業者などの専門業者が使用するような塗料などは規制の関係もあって手に入れることができません。
● 門扉・フェンス、カーポート、物置、ウッドデッキ、ガーデニングなど店舗により異なる
ハウスメーカー・工務店・塗り替え専門店
ハウスメーカーも工務店も住宅建築で確かな実績があり、下請け業者との付き合いも長い会社が多いため業者間の信頼関係も出来上がっています。塗装の専門店の場合は、自社で施工管理をしているような業者でないと、現場をよくわかっていない可能性があるため注意しましょう
広い地域で展開することも多いハウスメーカーの最大の強みは自社で建築した物件のリフォームはどんな細かな部分でも把握しているということです。使用した部材や工事担当者など自社物件の情報を熟知しています。
外壁だろうと屋根だろうと塗料は何を使っているか当然知っているため、外壁塗装工事で新築の時の状態を再現してほしいと依頼すれば完璧な形で再現してくれるでしょう。
お住まいを建てた業者にメンテナンスを任せるのは正解ではありますが工事価格が高いという弱点もあります。
また、建築時に施工をしてもらったハウスメーカー以外に工事を依頼される場合は 、当然ながら全くデータがありませんのでその場合はただ金額が高いだけのリフォームになってしま恐れがあります。最近は新築住宅の着工棟数も減少傾向にあるため自社物件以外のリフォームを手掛けるハウスメーカーも増えてきましたが、こういう場合は先ほどの理由からさほどメリットはありません。
● 自社で新築した物件であれば外装・内装を問わず全般
外装工事が得意と言う業者もいれば内装工事が得意という業者もあります。その中でも外壁塗装を依頼するならば外装が得意というところを選んだ方が良いでしょう。しかし「外装と内装どちらが得意かわからない」という場合もあるのではないかと思います。そういった際は新聞の折り込みチラシやホームページなどでこれまでの施工実績を確認すればどちらが得意かある程度は判断できるのではないでしょうか。施工実績などから判断する場合は件数が多い工事が得意分野と見てよいでしょう。
工務店が得意としていない工事の場合は、下請け業者に任せるということもあります。地元で長く経営されているような工務店でしたらより安心できるのではないでしょうか。
● 工務店によって得意分野が別れる(外装か内装か)
塗装を専門とする業者であれば、塗装技術だけであれば間違いなく優れています 。専門業者はハウスメーカーなどとは異なり、広告費など余計な部分にお金をかけず、下請けに出すこともなく自社で施工するため価格も必然的に抑えた金額になります。
外壁塗装や屋根塗装で必須となる養生やケレン、下地処理などの技術力も高いため安心して塗り替えを依頼できるでしょう。塗り替え専門で長く営業しているような業者は腕のいい職人が多数在籍していることが多いため、塗り替え工事の品質も良い場合がほとんどです。
新築からそれなりの年数を経たお住まいは外壁塗装や屋根塗装によるメンテナンスが必要です。その際にどこまで対応してくれるのか、またメンテナンスの技術があるかどうかというのも重要になってきます。
外壁塗装や屋根塗装を専門として営業する業者には実は特別な資格も許可も必要ないのです。そんな中から優良業者かどうかを見極める手段として建築業許可を持っているかどうかを目安としてみてください。
● 塗り替え全般と得意としているものの、総合的なメンテナンス技術を持っているかを見極める必要がある
結論 異業種を含めた業者選びの際は以下の点にご注意ください
1. 施工実績を見て判断しましょう
2. 下請け任せではなく、お客様から直接受注している業者を選びましょう
3. 業者選びで失敗しないためにお客様自らもある程度知識をつけましょう
4. 疑問に思ったことに納得のいく回答を出してくれる業者に依頼しましょう
5. お調べいただいた知識と、見積内容や説明に相違がないかをよく確認しましょう
以上のようにお住まいの塗り替えをどこに頼むにしても、必ず施工事例を見せてもらうことが大切です。施工事例が豊富にある業者と全くない業者では信用性も異なります。
また適切な工事を行ってくれる業者であるかを判断するためにも、お客様ご自身でも事前にリフォームについてお調べいただき知識を身に着けていただくことも重要です。幸いなことに現在はインターネットで多くの情報を得られる時代になりました。
リフォームをどの業者に依頼するにしてもリフォーム瑕疵保険の利用も検討しましょう。業者によってはリフォーム瑕疵保険に事業者登録していないところもありますのでそういった業者へはもちろんご依頼なさらないようご注意ください。