川崎市幸区北加瀬にお住まいのお客様より、外壁塗装のお見積もり作成のご依頼をいただきました。現地調査に伺うと、
モルタル外壁には、弱点であるクラックが複数箇所で発生していました。そのため塗料の前に塗る下塗り材(シーラー)には、ひび割れ追従能力のあるパーフェクトシーラーをご提案し、クラックの発生を防ぎます。
お問い合わせをいただいた後、お見積もりを作成するために点検調査に伺いました。モルタルの外壁には、塗り替えのサインである苔が発生しています。屋根や外壁は、塗料によって雨や紫外線から守られています。しかし塗料は経年で劣化し、防水効果が失われます。防水効果が失われるとモルタルは雨を吸収してしまい、そこへ苔やカビが発生します。塗装を行うと、防水効果が復活しますので数年は苔が発生しなくなります。
モルタルの弱点でもあるクラックが複数箇所で起きていました。モルタルには砂やセメント、水が含まれており、時間をかけて乾燥することでクラックが発生します。幅0.3mm以下のヘアークラックと呼ばれる小さなものは塗装で補修ができそれほど危険度は高くありませんが、大きいものは雨水の侵入や外壁の崩れが起こる可能性があるので注意が必要です。
まずは足場の架設、メッシュシートの設置を行います。メッシュシートを設置することで次に行う高圧洗浄の水や塗料が飛び散るのを防ぎます。高圧洗浄では、お住まい全体の苔や汚れを落として塗料を密着しやすくします。高圧洗浄だけでも綺麗になりますが、防水効果を復活させなければ苔や汚れはまたすぐに付着するので、定期的な塗り替えは必要です。
塗料を塗る前に、下塗りを行います。下塗りとは、外壁と塗料を密着させるシーラー(下塗り材)を塗布します。下塗り材にはパーフェクトフィラーを使用いたしました。パーフェクトフィラーはひび割れ追従能力に優れているため、クラックの多いモルタルに向いています。
パーフェクトフィラーが乾燥したのを確認し、外壁塗料を塗っていきます。塗料には、
パーフェクトトップをお選びいただきました。パーフェクトトップは、塗料が劣化する原因である紫外線によるダメージを抑える特徴を持っています。色あせや苔の発生を防ぎ、綺麗な状態を長持ちさせてくれる外壁塗装です。カラーは、ND-370のホワイトです。一度塗装した後、さらに重ね塗りをします。
外壁塗装後は、雨樋や庇などの付帯部と呼ばれる部分も塗装を行います。今回は外壁と同じ色で塗装しましたので、付帯部がお住まいから浮くことなく馴染む仕上がりになります。付帯部を外壁とは違う色にしてアクセントカラーとして塗装することも可能です。付帯部もお住まいにとって大切な場所ですので、定期的にメンテナンスをしましょう。
外壁塗装工事が完了いたしました。ピンクからホワイトに変わり、涼しげな印象に仕上がりました。また、日光の当たりにくい北側に目立っていた苔もなくなり新築のようです。使用した塗料パーフェクトトップは、耐候性に優れていますので苔のご心配なくお過ごしいただけます。
記事内に記載されている金額は2021年03月22日時点での費用となります。
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