大田区下丸子にお住まいのお客様よりお問い合わせをいただき、現地調査に伺いました。窯業系サイディングには苔が発生しており、塗装時期を迎えています。また、目地のコーキングも劣化し、汚れの付着、ひび割れが目立ちました。コーキング補修を含む外壁塗装工事をご提案させていただき、工事を行いました。
使用材料
パーフェクトトップ「ND-210」「ND-174」
窯業系サイディングの日光が当たりにくい場所には、苔が繁殖し緑色になっておりました。屋根や外壁は塗料によって雨や紫外線から守られているのですが、経年で塗料が劣化してしまうと屋根材・外壁材は雨を吸収してしまいそこへ苔やカビが繁殖します。見た目が悪くなるだけでなくお住まいを劣化させてしまう原因にもなりますので、苔や汚れの付着が気になるようになったら早めに塗り替えを検討しましょう。
窯業系サイディングでは、目地の
コーキング補修が欠かせません。コーキングはお住まいにとって重要な役割を果たしていますが、劣化しやすい部分でもあります。茶色く汚れてきたり写真のように割れて隙間ができるといった劣化症状があります。隙間から雨が入り込んでしまいますので補修が必要です。
外壁から外側へ飛び出ている屋根の裏側を軒天と呼ぶのですが、軒天もメンテナンスが必要です。調査を行うと、軒天ボードにひび割れ、換気口に錆が発生していました。軒天は外壁と同じように塗装でメンテナンスを行います。
まずはコーキング補修から行います。目地のコーキングは「打ち替え」という方法で補修をします。古いコーキングを全て撤去して新しくコーキング材を充填する方法です。劣化したコーキングを撤去するので耐用年数が長くなります。コーキング材を撤去しプライマーを塗って、コーキング材を充填します。刷毛でコーキング材をならして乾燥させます。
目地のコーキングは打ち替えで補修をしましたが、写真のような換気口と外壁の取り合い部や窓のサッシ周りなどは「打ち増し」を行います。打ち増しは、現在のコーキング材の上からコーキング材を足す方法です。窓のサッシ周りなどは無理にコーキングを剥がすと傷付けてしまう恐れがあるからです。軒天のヒビもコーキング材で塞ぎ、その上から塗装をして保護します。
庇など金属の部分には、塗装前に
ケレンという作業を行います。ケレンとは、サンドペーパーなどで塗装する
面をこすり、錆や汚れを落とす作業です。表面を綺麗にすること以外にも、細かい傷を付けて塗料を密着させるという目的もあります。ケレン後、錆止めを塗り、乾燥したら塗装をします。
外壁塗料には、
パーフェクトトップをお選びいただきました。パーフェクトトップは、紫外線によるダメージを抑えて色あせを防ぐのが特徴です。価格と耐久性のバランスがよく、とても人気のある塗料です。カラーはND-210とND-174の2色を使用いたしました。外壁に付けられている板状の装飾を幕板と呼ぶのですが、幕板を境に下をND-210(左写真)、上をND-174(右写真)のツートンカラーに仕上げました。
塗装工事完了後のお住まいです。苔もなくなり、新築のように綺麗になりました。耐候性のあるパーフェクトトップを使用いたしましたので、しばらく苔や色あせの心配はありません。
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記事内に記載されている金額は2021年04月01日時点での費用となります。
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