江戸川区江戸川にお住まいのA様邸にて行った外壁塗装工事の様子をご紹介しております。お問い合わせのきっかけですが「築15年程経過したので外壁のメンテナンスを検討しております。調査・お見積りをお願いします」とご相談をいただき調査にお伺いいたしました。
現地調査を行うと
外壁の表面塗膜にはチョーキングの症状が発生しており外壁塗膜の劣化が見受けられました。外壁のチョーキング現象は、外壁塗膜の劣化を表しメンテナンスの目安となります。また、
外壁目地のシーリングにはひび割れや接着面の剥離が生じており劣化が進行しておりました。シーリングは、防水や緩衝材の役割を補っており劣化により建材の劣化や雨漏りを引き起こします。
調査の末、各所で劣化症状が確認出来ましたので外壁塗装工事のご提案を行いご検討の末、工事をお任せいただく運びとなりました。
使用材料
エスケープレミアムシリコン(SR-405、RC-104)
江戸川区江戸川にお住まいのA様より「築15年程経過したので外壁のメンテナンスを検討しております。調査・お見積りをお願いします」とご相談をいただき調査にお伺いいたしました。
住宅のメンテナンスは新築より10年~15年を目安にメンテナンスが推奨されております。定期的なメンテナンスを行うことで建材の劣化を防ぎ建物を長持ちさせることが出来ます。
外壁には2種類の窯業系サイディングが使用されておりました。
【窯業系サイディングの特徴】
窯業系サイディングは、セメントと繊維質原料、そして混和材によって成型されるため、豊富なデザインバリエーションに対応できます。この材料の特性により、様々なパターンやテクスチャーを実現することが可能です。また、窯業系サイディングは表面にデザインや模様が施されており、サイディングボードの間には目地があり、目地にはシーリングが充填されています。これにより、美しい外観だけでなく、耐久性や防水性能も備えています。
窯業系サイディングは複数枚のボードを組み合わせて施工されるため、繋ぎ目部分(目地)が存在し、コーキングの必要性も高くなります。反りや浮きが発生すると外壁材の腐食に繋がるため、定期的なメンテナンスが重要です。窯業系サイディングの目地やシーリング材の役割は、外部からの水の浸入を防ぎ、外壁の劣化を防止することです。窯業系サイディングは、デザイン性だけでなく、耐久性や防水性能にも優れた外壁材と言えます。
外壁のチョーキング現象は、外壁の塗装表面が経年劣化や気候の影響により、白い粉状の物質が表面に現れる現象です。これは塗料中の光沢剤やバインダーが劣化し、表面に浮き出てくることで起こります。
チョーキング現象は外壁の美観を損なうだけでなく、塗膜の劣化や防水性の低下を引き起こす可能性があります。 この現象が発生した場合、外壁塗装の定期的な点検とメンテナンスが重要です。早期にチョーキング現象を発見し、適切な塗り替えを行うことで、外壁の耐久性を保つことができます。外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3段階の工程からなり、適切な塗料や塗装技術を用いることで効果的な防水性や耐久性を確保することができます。
外壁のチョーキング現象が起きた場合、専門家に相談して適切な対策を行うことが重要です。
街の外壁塗装やさんでは、無料で点検やお見積りの作成を行っております。チョーキング現象が起きているお住まいの外壁に適切なメンテナンスを行い、美しさと耐久性を保つためにお手伝いさせていただきます。お気軽にご相談ください。
外壁コーキングの劣化にはいくつかの兆候があります。
まず、外壁コーキングにひび割れが生じることがあります。これらのひび割れは防水機能を損ない、雨水が侵入して外壁の劣化を早める可能性があります。また、コーキングが劣化によって硬化すると、外壁材の動きに追従できず、外壁材同士が衝突してひび割れてしまう可能性もあります。
外壁目地のコーキングの劣化により
建材の劣化を進行させたり雨漏りにつながる場合がありますのでコーキングが劣化している場合は、早めのメンテナンスが必要です。外壁の目地は目立たない部分ですが、劣化が早いため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
外壁の調査を行い外壁の既存塗膜には経年劣化の症状が発生しておりメンテナンスが推奨される状態でした。また、目地のシーリングにも劣化の症状が発生しておりこのままでは建材の劣化や雨漏りを招いてしまう状態でしたので外壁塗装工事をご提案しご検討の末工事をお任せいただく運びとなりました。
今回の外壁塗装工事の費用は、税込み1,100,000円にて承りました。外壁塗装工事の費用は、施工範囲や使用材料により金額が異なりますので詳しくは「街の外壁塗装やさん」へお問い合わせください。
外壁塗装工事における高圧洗浄は、塗料を塗る前に重要な工程です。この作業によって、付着した汚れや苔などをしっかりと落とすことができます。これにより、
外壁と塗料の密着性を高めることができ、塗装の耐久性や美観を保つことができます。高圧洗浄の後には、下地処理などの作業も重要です。外壁塗装を検討されている場合は、専門業者に相談して、適切な工程を行うことが重要です。
シーリング作業の様子になります。
窯業系サイディングの目地のシーリングは打ち替えを行う為、先ずは既存のシーリングの撤去を行います。サイディングの目地はワーキングジョイントと呼ばれる動きが大きなジョイントなので2面接着にて施工が行われており、シーリング撤去の際はサイディングとシーリングの接着面にカッターを入れて縁を切ることで撤去が可能です。
シーリング撤去後は、目地周りの養生を行いシールプライマーを塗布します。シールプライマーはシール用の接着剤となりシーリングと下地の接着を良くする役割があります。プライマーを塗らずにシーリングを充填してしまうと接着面の剥離や、ブリードを引き起こす原因となりますので忘れてはならない工程になります。
使用するシーリング材は、オート化学工業㈱が製造しているオートンサイディングシーラントになります。名前の通りサイディングに使用することを想定して製造されたシーリング材になり耐久性、耐候性、追従性に優れております。
プライマー塗布後は、30分~60分程乾燥時間を設けた後シーリングの充填、仕上げ作業を行います。
シーリング材を目地に充填した後、専用のヘラを使用して表面の仕上げを行うことで目地内部に隙間なくシーリング材を充填させサイディングとの密着を高めます。
使用する下塗り材は、エスケー化研が製造している水性ハイブリッドシーラーになります。
既存のサイディングは
光触媒コートが行われたサイディングでしたので
通常の下塗り材だと付着性が十分に発揮されない可能性がありました。ですので、今回の塗装工事では密着性に優れた
水性ハイブリッドシーラーを採用致しました。
下塗りは外壁と上塗り材との密着を高める役割がありますので塗り残しが無いように外壁全体に塗布を行います。下塗り塗布後は下塗りが乾くまでの乾燥時間を設けなければなりません。乾燥時間を守らずに施工を進めてしまうと塗料本来の力が発揮出来ませんので必ず時間を開けて作業を行う必要があります。
使用する上塗り塗料は、エスケープレミアムシリコン(SR-405、RC-104)になります。
エスケープレミアムシリコンは、エスケー化研の製品であり、外壁塗装によく使用されるシリコン塗料です。高耐久性と耐候性を持ち、塗り替えの頻度を少なくすることができます。エスケー化研は、プレミアムシリコンの塗り替えを15年に一度程度を推奨しています。また、水性塗料なので揮発性有機化合物が気になる方にも安心して選んでいただける特徴があります。
今回は塗料の色を2種類使用し、ツートーンカラーでの仕上げとなります。
2色以上で外壁を仕上げる際には、塗り分け部分の養生が必要となりますので単色で仕上げるよりも日数が多くかかります。
こちらの工程は、
上塗り塗料を2層重ね塗りを行う工程になります。2回塗りを行うことにより仕上がりのムラが無くなり綺麗な仕上がりとなる他にも塗膜に厚みが付くので耐久性が高まります。
付帯部塗装の様子になります。先ずは、土台水切りや雨樋等の付帯部分をケレンします。ケレンを行う事で表面の汚れを除去したり表面に細かな凹凸を付けることで塗料の密着性を高めます。ケレン後は、下塗りの錆止め塗料の塗布を行います。
付帯部も外壁と同様に3回塗りで仕上げを行いました。付帯部は下地の影響により外壁よりも塗装の劣化が進行しやすいので、塗り残しやムラの無いように丁寧に作業を進めました。
外壁塗装工事が完了となりました。工事完了後には、お客様にお立会いいただき仕上がりの確認を実施し問題が無いことを確認したら施工完了となります
今回の工事では施工保証を7年間お付けしております。初回点検は1年後になり、その後は隔年点検にお伺いし外壁の状態確認を行わせていただきますので施工後もご安心頂きたいと思います。
記事内に記載されている金額は2024年10月04日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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