「コーキングが割れて気になっています。屋根も汚れていてせっかくなら遮熱にしたいです。外壁は新築時にこだわって色を決めたので同じような色でお願いしたいです。家を奇麗に保ちたいので傷んでしまう前に工事をお願いしたいです。」このようなお問合せを熊本市南区にお住まいの方から頂きました。
現場調査にお伺いすると大きな損傷はないですが所々色褪せや多少のコケが生えていたりして塗料の保護機能が少しずつ失われているのがわかりました。
なので「コーキング補修と外壁と屋根、付帯部の塗装。更に屋根は遮熱塗料を使用する塗装工事」をご提案させていただいたところ、内容にご納得頂けたので今回ご契約となりました。
使用材料
外壁下塗り:ファインパーフェクトシーラー 外壁上塗り:パーフェクトトップ 屋根下塗り:パーフェクトクーラーサーフ 屋根上塗り:パーフェクトクーラーベスト 付帯部:ファインパーフェクトトップ 金属部錆止め:1液ハイポンファインデクロ
こちらが今回のお客様のお家になります。
まずは症状の確認からしていきましょう。
【建物情報】
・築年数8年
・建坪35坪
・外壁:窯業系サイディング
外壁はポツポツと小さい塗膜剥がれがありました。
塗膜が剥がれてしまうと下地が紫外線や雨風などから受ける影響が大きくなるので劣化が激しくなってしまいます。
更にコケも少し生えてきています。
苔は腐食を起こして破損につながるため放置してはいけないものになります。
続いて屋根を見ていくのですが屋根にもコケが生えていました。
更に鳥の糞もついてしまっていました。
酸性が強い鳥の糞は塗膜の劣化を加速させてしまいます。
最後に付帯部です。
軒天井が薄っすら塗膜が剥がれているのが確認できました。
下屋も屋根同様コケや色褪せが起きています。
ベランダの角は汚れが付着して落ちにくくなっている状態に。
汚れが落ちにくくなっているは塗料の保護機能が失われ始めているサインになります。
雨樋も中にコケが生えていてます。
苔が樋の中に多くなると詰まりの原因になってしまいます。
塗装工事の際にはほとんどの場合
足場を組み立ててから作業をします。
その後エンジン型の
高圧洗浄機を使って表面の汚れやコケなどを落としていきます。
更にビニールと紙テープで塗料が飛び散って汚さないように養生します。
これで塗装の準備はばっちりです。
まずは塗装前に古い
コーキングの補修をしていきます。
お問合せ通りコーキングが傷んでいて交換時期でした。
古いコーキングをカッターで剥がして
そこにプライマーと呼ばれる材料を塗布して接着力を上げます。
新しいコーキング材を流し込んでへらで平らにしたら後は固まるのを待つだけになります。
基本的にはこの交換する「打ち替え」なのですが、構造上どうしてもできない場所もあるため、そういったところは上からコーキング材を流し込む「打ち増し」を行いました。
続いて外壁の塗装です。
外壁と屋根は基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗装を行います。
それぞれ塗料の乾燥のために1日ずつ行います。
塗料が乾燥してないと塗膜の形成が不十分となり、すぐに劣化してしまうためです。使用した塗料は
下塗りが日本ペイントの「
ファインパーフェクトシーラー」、中塗りと上塗りが「
パーフェクトトップ」になります。
いずれの工程もローラーとハケで塗りムラがないように塗っていきます。
窓周りや縁など角が深いところはローラーでは十分に塗れないのでハケを使います。
こちらのお客様の外壁は窯業系サイディングのため凹凸が激しいので、塗り漏れなどが無いよういつも以上に丁寧に塗っていきます。
屋根は太陽光パネルを設置していたのですが今回は外さずに作業することとなりました。
もし外される場合は専門の業者を呼ぶことになるので、また料金が別途発生してしまうのでご注意ください。まずは屋根の板金が金属のため錆止め塗料を下塗りしていきます。
使用したのは日本ペイントの「
1液ハイポンファインデクロ」になります。
屋根の下塗りに使用したものは日本ペイントの「
パーフェクトクーラーサーフ」です。
上塗りは同じく日本ペイントの「
パーフェクトクーラーベスト」です。
この二つの塗料がセットになって高い
遮熱効果を発揮してくれます。
参考記事:
【エアコン代削減!】熊本市南区にてメンテナンス時期だった屋根の塗装工事下塗り、遮熱塗料で家の中の熱を大幅カット!
塗装方法は柄の長いローラーを使って塗っていきます。
もちろん外壁と同じように下塗りが終われば翌日中塗り、更に翌日上塗りと塗料の乾燥のために1日置きます。
気温が高いと塗装はムラがでやすいので気を付けていたのですが、上塗りが終わった後日やはり少しムラが気になったため上塗り2回目を行いました。
もちろん上塗り2回目に関してはお客様から料金は一切頂いておりません。
最後に付帯部塗装の紹介になります。
付帯部は下屋、軒天井、樋、破風板を塗装しました。
使用した塗料は日本ペイントの「
ファインパーフェクトトップ」になります。
付帯部は基本的に金属がなければ同じ塗料を2回塗装します。
奇麗になるまで塗装をするため仕上りが悪ければそこから更に重ねていきます。
金属部は屋根板金と同様に
ケレンをして
錆止めを下塗りしてからほかの付帯部と同じ塗料を塗っていきます。
付帯部も終わればこれにて塗装は全行程終了となります。
最後に足場を解体して、掃除をしてゴミなどが無いようにして撤収です。
今回こちらの工事にかかった費用が
109万円です。
内訳が足場代15万円、塗装代80万円、コーキング代14万円となっています。施工期間は
15日です。
内訳が足場組立に1日、洗浄に1日、コーキング補修に1日、塗装に11日、足場解体で1日となっています。当店では遮熱塗料はかなりの種類取り扱っており、更に認定を貰わないと使えない特殊なコーティング剤も扱っております。今電気代が非常に高いと思いますのでエアコン代削減のためにも遮熱塗料はかなりおすすめです!!街の外壁塗装やさん熊本店では
無料点検・調査もやっていますのでこちらの施工事例を見て気になった方は気軽にご相談下さい。
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記事内に記載されている金額は2023年07月11日時点での費用となります。
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