「木材の温かみの残して塗装をして欲しい」このようなお問合せを熊本市南区にお住まいの方から頂きました。お見積りでお話を聞いていくと店舗をオープンさせるにあたって内装をして欲しいとのことでした。木部はクリヤー塗装で仕上げ、その他壁面はパテ処理+水性塗料での塗装工事をご提案させていただいたところ、費用や工法にご納得頂けたので今回工事後のご縁を頂くことが出来ました。
使用材料
壁面下塗り:水性ミラクシーラーエコ 壁面上塗り:水性エコファイン 木部着色:オイルステイン 木部下塗り:サンディングシーラー クリヤー:ウレタンクリア塗料
まずは店内壁面の下地を作っていきます。施工ボードで壁面を作るときはかならずこのパテ処理をしないと接合部分だったり、ビス止めしてる部分が浮いてくるので見た目が悪くなってしまいます。
パテ処理はできるだけ表面を均一に平らにしたいため、ペーパー研磨→パテ→ペーパー研磨と作業を奇麗になるまで繰り返していきます。
こちらでは接合部分はパテを3回、ペーパーを4回繰り返し、ビス穴にはパテを2回、ペーパーを3回繰り返しました。
パテ処理による下地ができた後はしっかり塗料で保護して長持ちするようにします。今回は下塗りにエスケー化研さんの「水性ミラクシーラーエコ」と、中塗りと上塗りに「水性エコファイン」を使用して塗装しました。どちらも水性塗料で室内で安全に使用できる上に、隠ぺい性に優れているのでパテ処理の跡などが透けることがありません。
続いて店内木部塗装工事のご紹介です。
木部はカウンター、壁面、扉の3か所になり、全て同じ施工をしました。まずはサンドペーパーで研磨をして表面の油分など邪魔なものを削っていきます。
その後オイルステインで着色します。
オイルステインは浸透型の塗料のため、表面に浸透を邪魔するものがあると正しく機能しないので先ほどの研磨は欠かせない作業になります。
オイルステインが乾いて着色がしっかりできれば次はクリヤー塗装のためにサンディングシーラーを塗っていきます。これにより仕上げ塗料が下地に吸い込まれるのを防ぐことができ、下塗りの塗膜と仕上げ塗料の密着力を更に上げることもできます。
なお、木材はその表面にどうしても凹凸があるため、手触りや美しさを求める場合はこの後シーラー→ペーパー研磨とこの作業を繰り返す必要があります。今回はサンディングシーラー塗布を3回、ペーパー研磨を2回行いました。
最後仕上げとしてウレタンクリヤー塗料を塗ります。
これはオイルステインがすぐに色移りしてしまうのを防ぐためと、このままでは木材を劣化から守る塗膜がないためこの塗料を塗っています。
ここでも今までと同じように塗装を1回行ったらサンドペーパーで研磨を行い、更にもう1回塗装を行ったら2日置きます。普通の業者であればここで完了になることが多いのですが、2日後に2000番の耐水ペーパーで優しくなでてあげると質感が一気に変わります。
表面がピカピカで艶を持った美しいものになり、肌触りもツルンとした非常に気持ちが良いものになります。
オーナー様がご希望されていた木材の温かみをそのままにした塗装ということで今回壁面は白で塗装、木部はクリヤー塗装ということで工事をさせて頂きました。照明との相性も良くかなり落ち着いた雰囲気を作ることができました。
街の外壁塗装やさん熊本店ではオーナー様のご希望に合わせて内装工事を行うことができますので、ご検討の方は気軽にご相談ください。
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記事内に記載されている金額は2024年03月23日時点での費用となります。
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