お客様からお問い合わせがあり、ご挨拶しに行く際に外壁などを見させて頂き、
複数のクラック(ひび割れ)、チョーキングをおこしていましたのでお客様と緻密な打ち合わせなど繰り返し
今回塗装させて頂くことになりました。
今回選んでいただいた
のは無機塗料です。
無機塗料とは、有機物とは全く異なる成分が入った物で、身近な物だとガラスや金属等が該当します。
これらは太陽からの紫外線や熱の影響を受ける事がなく非常に安定しています。
一方、有機物の入っている塗料だと時間と共に劣化し、特に太陽の下では紫外線やラジカルによりさらに劣化が促進されます。
使用材料
無機エレクセントUV Y、無機エレクセントUV R
お客様との打ち合わせから現場に足場架けになります。
今
回塗装する際、難点となったのが足場です。
住宅街に建っていた為お隣のお宅とかなり距離が
近く、足場を架ける際
きちんと塗装ができる足場を架けること、そして近隣の方々への配慮も必要でした。
写真のように、人が入れるかどうかギリギリのところでしたが、足場の職人さんや近隣の方々の協力があって
足場架けが完了しました。
塗装する際足場が架かったら基本は、まず始めに高圧の出る機械を使用して外壁全体を洗います。
注意することは、サイディングの壁はチョーキング現象がおきている為しっかりとチョーキングを落として
その後塗装する際、塗料が密着しやすい下地を作ります。
屋根もガルバリウム鋼板を使用していましたので、下地作りが重要となっていきます。
ケレン作業を行ってから下塗りを行います。
ケレンは、マジックロン・ペーパーなどを用いて行いました。。
注意することは、
ガルバリウム鋼板は細かいところまでしっかり傷つけてから
でなければ塗れないとゆうこと、ケレンしてから塗るまでの間に雨が降ったらあまり良くないので工程を考える必要がありました。
ケレンの後下塗り、上塗り2回を十分乾燥させてから塗装しました。
材料は無機エレクセントUV
Rを使用しました。
無機エレクセントUV Yを使用して外壁サイディング部分塗装を行いました。
洗浄、クラック補修等が終わりましたので
下塗りを塗っていきます。
今回はKFマイクロカチオンシーラーを下塗り材に使用、中塗りは無機エレクセントUVのバインダーを使用しました。
化粧
サイディング部
では無機エレクセントUVクリアで艶を出す仕上げをさせて頂きました。
クリア塗装する際は、洗浄でしっかり汚れを落とさないとその後の仕上がりに影響しますのでより注意が必要となってきます。
吹付塗装で注意するのは、基本的に吹付でなくてもケレンをしなければならない時もありますが、
吹付では平塗りのようにローラーの柄などが全くつかないので表面がつるつるだと細かいゴミまで仕上がりに出てきてしまうので清掃等も必要です。
下地を整えたら、下吹材を吹いて上吹材を2回ふきます。
吹付する際は材料の垂れなどが起こらないように機械の圧などを調整していきます。
全ての作業が完了しましたら、お客さんと日程を決めて仕上がりを見て頂き
工事完了となります。
工事期間で雨など天候不良が続いたりして、予定より長引いてしまいましたが
お客様、近隣の方にも協力して頂いて無事に完了しました。
記事内に記載されている金額は2021年06月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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