築10年の区切りで大和ハウスから外壁塗り替えの提案を受けていました。
他社との比較の為当社に見積もりを依頼されました。サイデイングの3色塗りは技術を要する
施工方法です。当社の施工例をお見せしながら施工工程の説明をさせて頂いた結果納得していただけました。
そして当社に任せてもらえることになりました。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 シーリング打ち替え その他 サイデング3色塗装・屋根フッソ遮熱塗装
サイデングの目地のシールを特殊なカッターで剥がしている所です。
サイデイングの場合は10年でシールの打ち替えが必要になります。
シールは打つよりも撤去の方が時間が掛かりますので1日で済まない場合はその日のうちに
処理できる範囲内で施工していきます。剥がしたままで次の日まで放置できませんので
その日のうちに完了できる範囲で剥がさなくてはなりません。
平均的には2人で入ってもらって2日間位掛かります。
1番重要な作業になりますので丁寧な仕事が求められます。
古いシール材を撤去している所です。次はプライマーを塗布し新しいシール材を打っていきます。
サイデングのシール打ちの場合は必ず2面接着で施工する必要が有ります。
3面接着で施工するとサイデングの動きに追随することができないので剥離する恐れが有ります。
この点は重要な事なので遵守する必要が有ります。
現状のサイデイングは3色塗りになっています。次も3色で仕上げる予定です。
工程は5回塗りになります。サイデングの多色塗りの場合は熟練の技が必要です。
職人により仕上がりが大きく変わりますので職人の選定には慎重になりますね。
1色塗りと3色塗りでは仕上がりの豪華さに大きな差がありますのでサイデングの塗り替えの際には
多色塗りを検討された方がいいと思います。コスト的にも大した差はないので検討する価値はある
と思います。
シーラーを塗布した後中塗りを2回塗っていきます。これが目地の色になります。
あと2工程残っています、これからが職人のセンスによって出来上がりが大きく変わってきます。
サイデイングもデザイン、柄も豊富になっていますのでそれに合わせた仕上げを塗装工事で
元にもどすにはそれなりの研究心が必要になって来ます。どんな柄でも塗装で復活できるように
日々努力したいと思っています。
上塗りが完了しました。あと1工程ですね。最後の工程が一番難しい作業になります。
サイデイングは色によってガラッと印象が変わってきますので色選びは慎重にならざるを
得ません。大きな見本板を5~6枚候補を絞って作成して見て頂いています。
大きな見本板のほうがイメージ的に分かりやすいので失敗が少ないと思います。
色選びは自分の好みだけではなく周りの建物との調和も視野に入れて選ぶことも
大事です。
最後の仕上げ塗りは黒い影のようなものを出していきます、濃淡が出て重厚な
感じに仕上がります。最後の工程には職人のセンスとこだわりが出てきます。
同じ色を使っても職人が変われば出来上がりも変わります、人間の個性が出てきますので
見ていても面白いですね。それぞれの良さが出てそれなりの味がありますね。
色あせたサイデイングが又新築のように蘇えって感動してもらえたら業者としても遣り甲斐が
ありうれしい限りです。
屋根塗り替えはフッソ遮熱塗料で施工します。下塗りのシーラーを塗布しています。
夏場2階の部屋が暑いので何とかならないかと相談され検討の結果耐久性のいい
フッソの遮熱塗料で施工することになりました。遮熱塗料は太陽の熱を遮断して
室内に入る太陽熱をカットする性能があります。したがって冷房費用も削減できます。
これからの地球温暖化に向けて有意義な塗料です、これからますます需要が伸びる
事でしょう。
屋根の上塗りをしています。白く見えるのが中塗りの部分です。
遮熱塗料の熱反射率は色によって違いが出てきますので色の検討も大事になって来ます。
何と言っても一番反射率が優れているのは白色です、濃い色になるほど反射率が下がります。
反射率を重視するのであれば白色をお勧めします。最近白色の屋根をよく見かけますが多分
遮熱塗料の反射率が影響していると思います。
記事内に記載されている金額は2017年11月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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