今回は、大阪市淀川区にて外壁と屋根遮熱塗装工事を行った現場の施工をお届けしたいと思います。
今回は、2階建てのお宅です。足場は、4面銅製足場です。その際
足場を架設するために
カーポートの屋根を脱着させて頂きました。
足場を設置する為に今回は、全部のカーポートの屋根を仮撤去させていただきました。カーポート屋根はビスで貼られているため簡単に取り外すことができます。カーポートのパネルはアクリル板でできています。仮撤去の際に割れてしまうこともあり仮撤去・復旧が難しい場合もあります。このような場合は、他の方法を提案いたします。
次にシーリングの打ち替え作業です。専用にカッターで綺麗に劣化したシーリングを剥がしていきます。今回は、外壁の目地と窓周りのシーリングを打ち替えさせて頂きました。
綺麗に剥がれましたね。下地のバックアップ材が見えています。バックアップ材が見えるということは二面接着です。硬化後のシーリング材が目地の動きん追従できるようにする方法になります。
劣化したシーリングが剥がれたら、綺麗に清掃してプライマーを塗っていきます。
今回使用した材料は、高耐久オートンイクシードです。特徴としては、耐久性・耐候性があり、新規開発された「LSポリマー」の実力により、経年で流出する可塑剤を配合せずに優れた柔軟性を実現。経年による高質化を防ぎ「柔らかさを長時間維持」できる材料となっています。
劣化したコーキングの補修方法は、2パターンあります。「打ち替え」と「増し打ち」です。打ち替えと増し打ちがどう違うのか説明いたします。
☆打ち替え☆
打ち替えとは、既存のコーキング材をすべて除去し、一から新しくシーリングを施す作業になります。古いシーリングの劣化が激しい場合は、必ず打ち替えをしましょう。しかし、劣化がそれほど激しくなくても予算的に問題なければ、打ち替えをする方が良いでしょう。打ち替えは増し打ちよりお金
がかかりますが、増し打ちしたシーリングよりも打ち替えをしたシーリングの方が耐久年数に優れています。
☆増し打ち☆
既存の古いシーリングの上に被せるように施工する方法を言います。古いシーリングを取り除く手間がない分コストは削減できます。しかし、増し打ちを行うには、条件を満たしていないとできません。
・既存のコーキングの劣化があまり進んでなく、ひび割れや亀裂などほとんど見られない。
・目地の深さが15mm以上である
シーリング材を充填する前に、目地の底にバックアップ材(曲げ伸ばしがきく管状の部材
)
もしくは、ボンドブレーカー
(目地の底が浅い場合、バックアップ材の代わりに用いられるテープ状の部材
)
を入れてその上からシーリングする方法です。
バックアップ材やボンドブレーカーを用いず目地に直接コーキング材を充填する方法です。目地の底と左右の三面にコーキング材が接着されるため、この名称で呼ばれています。ビルやマンションなど、動きのすくないコンクリートの建物に向いています。
こちらでシーリングの打ち替え工事は完了となります!
そして、次に高圧洗浄で外壁・屋根・バルコニーなどを洗い流していきます。
こうして下地調整は完了となり、次は塗装の工程に入っていきます。
次にこちらの屋根の塗装に入っていきます。
こちらがサーモアイシーラーです。こちらを使用して下塗り作業に入っていきます。
・特徴としては、サーモアイシリーズの下塗りに使用することにより、塗膜の日射反射率を向上させます。
・エポキシ樹脂によって、ぜい弱素材の素面を補強し素材と強固に密着します。
・ターペン可溶(弱溶剤
)
タイプなので臭気がマイルドです。
まずは、板金部分をケレンしていきます。こういった下地調整をしっかりと行わないと、後の塗装に影響が出ます。しっかりケレンして整えていきます。
板金部分にさび止めを塗っていきます。屋根板金とは、屋根の上に設置してある板金の事を指します。
んな屋根にも設置されています。役割としては、雨水を家の中に入れるのを防いでくれるという役割です。
こちらは、下塗り作業です。日本ペイントのサーモアイシーラーを塗ってきます。塗膜の日射反射率を向上させる塗料です。紫外線から守ってくれます。
太陽のエネルギーは約50%が赤外線、約47%が可視光線、残りの約3%が紫外線からとなっています。遮熱塗料が果たす役割は、このうち赤外線率よく反射させるということです。
太陽光の赤外線を反射させることで、夏の暑い日でも屋根面の温度上昇を抑え快適な環境作りに貢献します。エアコンの温度設定を緩和できるため、省エネや電気料金の節約につながります。また太陽光の反射による温度上昇を抑制することで環境負荷の低減に貢献します。
引用:日本ペイント
上塗り一回目
上塗り二回目
上塗りを2回塗布していきます。上塗りは、日本ペイントのサーモアイSiを使用しています。
まずは、下塗りです。日本ペイントの水性パーフェクトシーラーを塗っていきます。
上塗りの様子です。こちらで完成となります。
モダンな色合いに仕上がりました。
記事内に記載されている金額は2022年03月19日時点での費用となります。
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