強風で屋根の部品が落下してきた
以前、仕事場の外壁塗装工事をご依頼頂いたお客様から、ご自宅の屋根が台風で被害を受けたという連絡を頂いたため、修理を行いました。
写真は現場確認時に向かいのマンションに上がらせていただいて被害状況を確認したときの物です。
手前から2軒目のお客様の建物だけ屋根の頂上部分にある「棟」の金属製カバーが外れて下地の木材がむき出しになっていました。
屋根の形状が少し変わっていて、屋根の中ほどから軒先にかけて急勾配になっているため、はしごでは登れません。
そこで足場を組むことになりましたが、今回は外壁には手を加えませんので足場の補強が取りづらい。
タイルに傷をつけないように慎重に壁に穴を開け、必要最小限の補強金具で壁と足場を連結しつつ、紐やロープで縛れるところは全部縛り付けました。
屋根勾配は角度で約33度、6寸5分という勾配です。古くなったカラーベストは表面に砂が乗ったような状態になるので、この勾配ではとても歩けたものではありません。
屋根足場は熟練の足場担当さんがうまく組んでくれましたが、風を受けると足場が倒れることも考えられるためシートで覆うのはやめておきました。
屋根に上がって残った棟の板金を外してみると、傷んだ貫板(ぬきいた)が現れました。
風雨や紫外線によって劣化した
貫板では板金を留めている釘やビスが抜けてしまい、少しの風でも外れてしまいます
古い貫板はすべて新しいものに取り替えます。
貫板をビスで固定したら、新しい棟包み板金を被せていきます。
直線部分は簡単に被せるだけですが、端部の処理は慣れた職人さんでないと難しい作業です。
新しい棟包み板金はビスで固定しました。釘よりも保持力があります。
今回は台風被害ということで火災保険によって修理費用を賄えたので、お客様の負担は0ゼロでした!
台風の被害は少し前でも請求できますので、1年に一度は屋根を点検して被害の有無を調べることをお勧めします。
進和リフォームで屋根点検も行っていますので、お気軽にご相談下さい!!
記事内に記載されている金額は2022年12月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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