和室を洋室へ、畳からフローリングにしたい。
床材といっても多くの種類があります。フローリングの他に、タイルシート(クッションフロア
)
や石やカーペットなどそれぞれ床暖房に対応か不可なのかなどもあります。
フローリングにもいくつか種類があります。木材を使用したフローリングが一般的です。木のナチュラルな見た目や風合い、肌触りも心地よく今では豊富な種類が取り扱われています。木材のフローリングは大きく分けて2つに分類されます。今回使用するフローリングは、複合フローリングになります。
無垢フローリングは、天然木をそのまま原木からスライスして製造されます。自然の素材をそのまま活用するので木の質感や香り、雰囲気を味わうことができます。無垢材をそのまま利用した無垢フローリングは単層フローリングと呼ばれていて、木の持つ特性の調湿効果や経年劣化を最大限に生かして楽しむことができます。現在は海外からの輸出も行われ、世界各国の木材でフローリングを選ぶことが可能になりました。
複合フローリングは、単層フローリングの無垢フローリングとは異なり集積材の表面に化粧板として無垢材を薄くスライスしたものを貼り合わせているフローリングになります。無垢材の利用率も少なく済みますし、大量生産が可能となり、今では主流のフローリング材として戸建て住宅だけではなく、賃貸マンションやアパートでも頻繁に利用が認められています。無垢フローリングと比較すると加工品として反りや伸縮が少なく安定した素材になります。また、原木をそのままスライスした無垢材とは違って製造できる量も増えて色やデザインの種類も豊富で費用も安い場合
が多いです。
畳を撤去した後、床下地組を行います。
根太組をして高さを上げる下地工事です。畳は厚みが
55mmから60mm程あります。
フローリングの厚みは今回は12mmですのでその差を考えて調節していきます。
根太の下に小さなべニア板が差し込んであります。規格サイズの材木では、ピッタリの高さにできないのと床に材木をただ並べるだけでは高さがまばらになってしまうので、水平をみながら高さを調節していきます。
根太の上に合板を貼っていきます。これで下地の完成になります。次にフローリング材を貼っていきます。
フロアタッカーという機械で、フローリングを固定して貼り付けていきます。今回使用してるフローリングは、㈱エスケー住建のSASKというフローリングになります。
品番は
SASK-LS
のリビングシカモアという色になります。前回の現場調査の回でも少しご説明していますがもう一度詳しく今回のフローリングについて・・・
◎前回の現場調査のブログはこちらから
環境配慮型商品
自然環境保全に配慮した植林木を有効活用しています。基材の植林木を採用することで、南洋材天然木の使用を大幅に軽減します。自然環境保全に配慮するとともに環境資源でもある植林木を有効活用し、安定した品質と供給を目指します。
美しい仕上がり
特殊強化繊維版の採用により合板の色違いの影響を受けず、しかも木繊維の毛羽立ちが少ない、均一で安定した溝の仕上がりになります。
耐衝撃・耐キャスター
表層に均質な特殊強化繊維版の採用により高い表面硬度を実現しましたので、一般フロアに比べ椅子などのキャスターによる傷や物を落としてしまった場合の衝撃やへこみが入りにくくなっています。
VOCについて
ホルムアルデヒド放散量は、F☆☆☆☆をクリア。
床暖房にも対応しています。
こちらがフロアタッカーという機械になります。エアータッカーの中でもフロア打ちに特化したタイプになります。
床をフローリングに張替たら壁紙も気になるとの事で、一緒に壁紙も張り替えることになりました。お部屋全体が洋室の雰囲気になり変化が楽しみです。
こちらが完成です。畳からフローリングへ、壁紙も綺麗になりました。今回工期は2日間をいただきまして施工致しました。
記事内に記載されている金額は2022年12月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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