築20年目になり10年ごとに建物全体のメンテナンスを行っているそうです。今回で2回目の改修です。
当社の広告を見て連絡して頂き現場調査に伺いました。国の補助金が使いたいとの事でした。
当社で手続きできる事を説明しました。補助金の期限も迫っていましたのですぐに決断されました。
施工内容
外壁塗装 防水工事 シーリング打ち替え その他 外壁塗装・タイル補修・シーリング打ち・屋上防水
使用材料
日本ペイント水性シリコンセラUV・田島ルーフィング
9階建てマンションの足場を組んでいます。高さが有りますので組立に1週間かかります。
高さが有ると人数が沢山いりますので効率よく安全第一で作業していきます。
ガードマンも2人配置し万全を期して居ます。通行人が多い所は通行人に迷惑が掛からない様
配慮しながら安全を第一に作業する事を徹底して指示しながら進めていきます。
クラックの処理をしている所です。0.5mm以上のクラックはUカット・シール打ち・樹脂モルタル仕上げになります。
そしてパターン合わせの順番で施工します。モルタル外壁の場合は必ずクラックが発生しますのであまり放置せず
早めの処置をしなくてはなりません。その為には定期的なメンテナンスを計画を立てておくことが大切です。
こちらのクラックは廊下の腰壁部分になります。もっとも振動するところにクラックは出やすいですね。
これだけの建物になるとクラックの処理、浮き部分の処理、爆裂の処理だけで3日間位かかりそうです。
処理にはサンダーを使ってカットしていきます。埃を集塵機で吸いながらの作業になりますので
時間が掛かります。埃で苦情が出ないように気をつけて作業しなくてはなりません。
タイル面の目地はシールの打ち替えをしなくてはなりません。タイルの目地の役割は振動によって
タイルが割れるのを防ぐ役目が有ります。シール材は10年位で劣化してきますので打ち替えが必要
です。シール材は劣化すると弾力がなくなり建物の揺れに追随しなくなりタイルの破損の原因になります。
タイルは目視、打音検査の上異常のある部分は撤去し貼り替えます。タイルは数年すると廃版に
なっている場合が多いので近い色のタイルで貼り替えをします。1枚ずつ剥がしていきますので
手間のかかる作業です。そして埃の問題もあり慎重に進める必要が有ります。
エントランスに大理石が使われていますが下の方で割れがあります。部分的に貼り替えになります。
同じものが有るかどうかが問題です。建築資材は2~3年もすると製造中止になっているものが多く
ありますので注意が必要です。同じものがない場合は近いものでの施工になります。
屋上の現状です浮き部分が少し有りますが状態としては悪くはないですね。10年経過していますが
これ位の状態で改修して頂いた方が費用的に抑える事ができますので正解です。
防水工事は下地の劣化次第で費用が大きく変わるので早めの手入れがお勧めです。
屋上防水が完了しました。今回は塩ビシート防水機械固定式で施工しました。
10年のメーカー保証も付きますので安心してもらえます。防水工事の工法は数多くありますので
現状の下地の状態や現在施工している種類などを考慮しながら最適な工法を提案していきます。
エントランスにある集合ポストです。20年使用していますので汚れが目立ちますのでこの機会に
交換することになりました。一部鍵の壊れている所もあり新しくする事で入居者の方に喜んで
頂けたらこれも住人へのサービスに繋がりいいことだと思います。
記事内に記載されている金額は2017年11月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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