こちも熨斗瓦が無くなってしまい、下の葺き土が見えてしまっている状態です。漆喰で防水処理をおこないました。
このまま放置してしまうと、雨水が土に染み込んでしまい、屋根全体に雨水がまわってしまい雨漏りの原因になってしまいます。
こちらも、漆喰が剥がれ落ちてしまっていたので既存の漆喰を除去してから新たに漆喰を塗って補修完了です。鬼瓦と冠瓦を繋ぐ部分の漆喰も綺麗に仕上がりました。漆喰は瓦と瓦の隙間を埋めるコーキング剤のような役割で、雨水の侵入を防ぎます。また棟瓦を固定している漆喰の部分で雨が内部に侵入しないようにする役割もあります。
★経年劣化
屋根は直射日光や雨風に晒されている状態です。どんな頑丈な屋根材も時間と経過とともに自然と劣化が進んでしまいます。この場合に考えられる屋根劣化は大きく2種類あり、塗装もしくは劣化が考えられます。
★瓦のズレ・割れ
瓦屋根は、何らかの理由で瓦がズレて屋根の劣化が進むことがあります。瓦がズレる主な原因には漆喰の劣化で瓦が浮き上がったり地震によってズレたりすることなどが考えられます。
瓦がズレると隙間が出来る為、そこから雨が入り込み屋根材に影響を及ぼす事もあります。そのまま放置してしまうと場合によっては新しい屋根材への交換が必要な状態になる事もあります。瓦のズレが確認できた時は、早急な修理が必要になります。それと瓦のひび割れや割れなども確認できた際は、同じく早急な対応が望ましいでしょう。
瓦屋根は日本で昔から使用され続けている屋根材です。耐久性が高く断熱性にも優れており耐用年数も50年から長くて100年と言われています。ただし瓦屋根の重量が重いため地震が多い日本では耐震性が懸念されているのが現状です。そんな瓦屋根の劣化症状には色あせやひび割れ、破損などがあります。また瓦屋根は台風などの影響でズレや割れる事例もあります。自然災害が起きた後は、屋根の状態を確認するのが良いでしょう。
漆喰部分が劣化している箇所はすべて塗り替えが終わりました。瓦が割れていた部分も差し替えさせて頂きました。これで雨漏り対策ができました!
記事内に記載されている金額は2023年05月19日時点での費用となります。
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