前回塗装してから11年経過しています。最近内部のクロスにシミが出てきたので原因の調査と対策を教えてほしいとの連絡を頂き調査にお伺いしました。建物はALC鉄骨の3階建てです。調査の結果目地のシール剥離、サイデイング板
にもクラックの発生が見られましたので外壁塗装とシーリング打ちを提案し施工しました。
施工内容
外壁塗装 塀・擁壁塗装 シーリング打ち替え 外壁塗装・シーリング打ち・塀塗装
高槻市でのALC3階建ての外壁塗装工事が始まりました。まずは足場を組んでいますが今回の現場は
隣の空き地を借りる事ができ作業がしやすいので有り難い事です。職人も作業がはかどると言っています。
大阪近郊では車の駐車スペースの確保が難しいので大いに助かりますね。
ALCパネルは工場生産された外壁材であり現場で1枚づつ取り付けていきます。
ALCパネルは断熱性、防音性、耐火性に優れた外壁材でありますが本体自体の防水機能はなく表面は
塗装仕上げ、継ぎ目はシーリング材で防水性能を保持しなくてはなりません。
ALCパネルのシーリング打ちは建物の立地環境にもよりますが5年から10年で施工の必要が有ります。
目地部分のシーリング材のヒビ割れや剥離を放置すると確実に雨漏りに繋がるので定期的な点検と
メンテナンスは欠かすことが出来ません。
ALCパネルの建物の継ぎ目やサッシ廻りはシーリング材で防水機能を維持する仕組みになっています。
シーリング材は6年~10年で弾力が無くなりヒビ割れや剥離してきます、シーリング材にも寿命があり
永久的にもつものでもありませんので10年前後に打ち替えの必要が有ります。
ALCパネルの内部は気泡が沢山あり外部から一旦水分が侵入すると気泡を伝って雨漏りに繋がります。
そういう意味でも目地やサッシ廻りのクラックは発見したら早急にメンテナンスすることを心掛けて頂きたい
と思います。ALCパネルは塗装とシーリング材で防水機能を保持しています。
そのうちのどちらかでも不具合が生じると雨漏りに繋がるので建物の周りを注意しておくことが大事です。
ALCパネルは工場生産されて現場施工になりますが材料自体は中性化されています、乾燥していて
含水率も低く問題は有りませんが吸水性が非常に高い材質のため塗料の付着性が悪いという特徴が有ります。
したがって下塗り材の選定を間違えると塗装の耐久性が悪くなり防水性能が長持ちしないことになる為
下塗り材の選定は慎重に行う必要があります。当然新設の場合、塗り替えの場合、塗り替えの現状下地など
その都度下塗り材の種類も違ってくるので選定ミスが起こらないように塗料メーカーともよく相談することも
念頭に置いて判断することが大事です。塗装工事の基本は隅々まで丁寧に塗る事です、隅部分は刷毛塗り
平面はローラーで塗り残しが無いように心を込めて塗っていきます。
記事内に記載されている金額は2018年01月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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