長く住まわれてきたお家の屋根。塗装の色が落ちてきてしまっているのと、板金部分にサビが浮いてきてしまっていたので、さび止め塗料の塗り直しをご提案しました。
見た感じでも、すでに太陽光で塗料が劣化してしまっているのが見て取れます。こちらの屋根と板金部分の塗り替えを行なっていきたいと思います。まず行うのは長年の間に積もってしまった汚れを落とします。この汚れが残っていると後で塗料の剥がれや、塗り終わったあとに凹凸が浮き出てきてしまう恐れがあるため、一度綺麗に汚れを落とします。
高圧洗浄機でどんどんと屋根の汚れを落としていきます。この洗浄中は水が跳ねたりしますので、近所の方にはあらかじめ通達しておくといいですね。特に洗濯物などを干されていると大変なことになってしまうので、注意して行なっております。
綺麗になったら次は傷や割れの補修をしていきます。割れなどをのこしたまま塗装をすると雨漏りを起こしてしまうため、念入りにチェックして補修していきます。
まず傷の大きな割れ目を埋めて、次に表面の色と似た様なコーキングを入れていきます。
続いては、また掃除になります。今度は板金部分の汚れとりをしていきます。たわしでしゃかしゃか行います。
板金部分にさび止めを塗っていきます。隙間なく塗り残しなく塗らなければサビが止められないので重要です。下地を塗ったら乾くまで時間を置いておきます。
次は屋根本体の塗装を行なっていきます。まずはシーラーと呼ばれる下塗りの塗料を塗っていきます。上塗り(つまり本来の色の塗料)ともとの屋根の色が大きく違う場合、そのまま塗料を塗ってもカタログの色にならないため、間を取り持つ下塗りを行う必要があります。今回は後から塗る色が薄い色なので、白を下塗りすることでカタログの色に近づけています。
つづいて、上塗りです。今回はピンクをチョイスしました。白に近ければ近いほど太陽光を反射するので、太陽光による発熱対策にも期待できます。基本的に塗料を塗るときは、塗りにくいところから塗っていきます。それによって後から塗り忘れたということがなくなるそうです。
これにて屋根の塗装工事、完了です。
記事内に記載されている金額は2017年07月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。