店舗併用住宅で今までに店舗の改装のことでご依頼がありました。それが縁となり、「外壁の傷みが気になっている」とご相談を受けました。お店を営業されていますから、当然の事ながら営業を行いながら工事を行うことになりました。
外壁のところどころに傷みが出ており、ひびや割れ、劣化や汚れ、コーキングにも割れが出ていました。
破風板、軒天、雨どいにも一部破損、劣化が見られました。
基本的に外壁の張替、破風板塗装、軒天塗装、雨どいの改修を実施することになりましたけれども、施工の方法について検討することになり、既存外壁を撤去して新規の外壁を張替える工法と、既存の上から新設外壁を張るカバー工法で施工するかについてメリット、デメリットについて説明し外壁張替え工事の施工を行うことになりました。くわしくはスタッフブログをご覧ください。
尚、屋根工事については今回は見合わせることになりました。
77坪もある店舗併用住宅のため、足場面積も当然広くなりました。
隣家と接近している工事箇所もありますので、事前に近隣にご挨拶に伺ってから工事を開始しました。
足場工事では安全性がとても重要なので、気をつかって設置していきます。
店舗を営業しながらの工事ですので、店舗入口はさけて足場をかけました。
エアコンの室外機・アンテナ・電気メーター・ダクトなど色々な設備が外壁についていますので、それを撤去したり、電気メーターなど撤去できないものは仮の場所に移設することになります。
電気屋さんがメインとなって行う工事です。
外壁についている設備機器類をはずしたのちに、既存の外壁をはずしていきます。
外壁の撤去作業は、通常最後にはったほうからはずしていきます。
今回は面積が大変大きく、全面をはずしてしまうと一面を張りおえるのに時間も大変かかります。
時間がかかれば、雨などが降った時のリスクも大きくなります。
このリスクをさけるために、1階部分から行い、きりのよい部分を撤去してすぐにその部分を新規壁材で張るという工程にしています。
撤去をした時に、防湿シート・断熱材の状態をチェックしています。
窓の枠に雨水が侵入しています。
木が黒ずんでいるのがわかります。
お施主様に相談させていただきました。
色々と検討した結果、新規の断熱窓に交換することにしました。(詳細はブログをご覧ください)
予定にはなかったことですので、新規の窓を発注し入荷待ちとなりました。
カバー工法(既存の外壁の上に、新規の外壁を重ね張りする)では発見できなかった部分です。
お施主様のご希望により、出窓の下側を平らな壁から、斜めの壁に変更。平らだと頭をぶつけそうで危ないとのことです。
雪国では雨戸をつけるお家は少ないのですが、こちらのお家では大雪が降った時に屋根雪で窓が割れたのでその時に雨戸をつけたそうです。外壁張替工事ではその雨戸もはずして、張替後にまた設置します。
こちらのお家ではガス給湯器を使っていますので、ガス配管工事が入ります。
給湯器は生活にかかせないものですので、いつはずすか、いつ復旧できるかと日程の調整が重要です。
お施主様とよく打合せをしました。
今回は昼食後に撤去し、既存外壁の撤去、新規外壁の張り、給湯器の再設置工事しました。
夕飯の準備までには工事を終えることができました。
左上写真の赤い丸で囲んだ部分に吸気穴があります。写真ではわかりづらいですが、その上部に換気口の補修後もありました。
そのまま工事を進めるのではなく、お施主様に確認させていただき、防湿シートと断熱材の補修をきっちり行いました。
今回は屋根塗装は行っていませんが、軒天・破風板等の塗装をしました。
1ヶ月の工事が終了しました。
ありがとうございました。
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