上越市板倉区在住の施主様であるU様から『屋根の雪が落ちづらくなってきているので雪が消えてから観て欲しい?』と、改めて時期を見てから目視調査(屋根が高すぎて上がれず)してみるとそれほど痛んでいる様子は見えないが、『雪が落ちずらいのであれば、建物に負担がかかってしまっているので・・・』 そんな事から、屋根塗装を行って欲しいとなりました。
使用材料
屋根、破風板:推奨遮熱塗材 軒天:水性塗材
外部足場の設置が完了後、屋根面の最終調査を行いました。やはり屋根面はかなり塗装が剥ぎ取られている状態でした。大屋根面は、板金折面に錆を呼んでいる状態です。
施主さんにも確認いただき、当初通り塗装工事での施工をすすめることで確認、、、、そして丁寧に作業工程を行います。
既存の屋根状態から塗装前の高圧洗浄によって板金塗装面、破風板面、軒裏天井面(軒天)に新たな塗装が剥がれにくいように、きれいに洗い落します。
自然落雪屋根の為、勾配が急勾配ですので充分注意して洗浄します。破風板、軒天の洗浄は足場にホースが、からまないように そして水圧に負けないように充分体制に注意しながらの作業となります。
屋根洗浄後に屋根塗装面のケレン作業を行います。ケレンは既存の塗装を研磨して新たな塗装が食いつきやすいようにする作業です。なぜかと申しますと、劣化した塗装の上から新規の塗装を行った場合、劣化した塗装面もろ共に剥がれてしまう危険があるからなのです。
作業は電動工具(ベビーサンダー)を使用しますので、手元の注意はもちろん、足元も充分注意して安全に作業をおこないます。
右の写真がケレン作業の完了です。
板金面の塗装は全て錆止め塗料を塗布します。この作業工程はこの後に塗る上塗り塗料の付着をする役目と板金面それ自体との付着を好くする役割があるので非常に大切な作業です。
そして横葺き板金の場合は折り重なりの曲げ面と、折曲がり内部側に雨がたまりやすく そして錆びを呼びやすいので出来るだけ内部まで注意深く錆止め塗料を塗布します。
全体にきれいに錆止め塗料が入りました。
高圧洗浄、ケレン作業、錆止め塗布の後 好みの色で中塗り作業を行います。 屋根面全体 中塗りの完了です。
中塗りがしっかり乾いてからもう一度同じ塗料で上塗り作業を行いました。 写真には写っていませんが、屋根板金面の端部には、唐草という折曲げ部材が取り付いています、こちらの部材も屋根端部で屋根板金面をつかんで支える大切な役目を担っていますが、その唐草も屋根端部のため雨が切れにくく非常に錆やすい所のため注意深く仕上げています。
塗装は屋根面だけでなく、横側の破風板塗装と軒天塗装も行いました。
破風板塗装も板金巻きでしたので、屋根面と同様にさび止め塗装を施します。
こちらの唐草も裏側まで丁寧に塗装します。
この部分の板金が痛んでしまうと横に長く穴が開いてしまい、強い風が入ってしまった時に、屋根がめくれ上がってしまう事もあります。
この現場では問題ありませんでした。基本的に屋根面と同じ工程を進みます。
これで作業は終了です。
これで今年の冬は安心です!!
記事内に記載されている金額は2017年08月24日時点での費用となります。
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