今年3月の強風が吹いた時に竪樋が壊れ他業者さんで応急処置されたそうですが、スレート瓦もその際に割れた為保険請求で直し外壁と屋根の塗装も行いたいとご連絡がありました。
使用材料
スーパーシャネツサーモSi、超低汚染リファイン1000Si-IR、
ご連絡があったその日にお客様との時間が合った為無料現地調査に伺いました。
竪樋の曲がり角部分
赤丸印
角度を変える部品「エルボ」が壊れています。
写真右上の赤丸が一つ上の写真「エルボ」部分です。
左丸印の先端ももぎれたようになったままの状態でした。
雨樋固定部品の「デンデン」が破損し、上の赤丸印のところから下の赤丸印までズレ落ちています。
雨樋が強風で外れた衝撃でスレート瓦は割れてしまっています。
上記のような雨樋の破損やスレート瓦の破損は、火災保険を使っての補修が可能となります。
残念ながら経年劣化の補修には火災保険は、適用されませんし、保険会社やお客様の契約条件によって、それぞれ適用が異なりますので、一概には言えませんが、台風などの突風による被害や、雪の重さで壊れてしまったものなどは、保険対象として補修させて頂く事が多いです。こちらのお客様も当社がお手伝いをさせて頂いて、火災保険の申請をされ、保険金で屋根補修他が出来ました。
当社は、手数料なしで火災保険請求のお手伝いをしています。火災保険での補修、お困りの事、ご相談がございましたら保険会社に申請の前に当社にご連絡ください。
スレート瓦屋根は全体で白っぽく色褪せています。
塗膜劣化で防水機能がなくなっている為です。
雨が降ると雨水が染み込んでいき、湿った時間が多くなり瓦は、どんどんもろくなっていきます。
早めの塗り替えがお勧めです。
スレート屋根北面アップです。日光が当たり難い為に劣化した塗膜表面には黄色い苔類が多く発生しています。
棟板金の留め釘が浮いている個所が少なくありません。
経年劣化で起きているものですので、全体的に止め釘は緩んでいることになるでしょう。
このままにしておくと強風時には、複数の釘が同時に抜けこちらの雨樋と同じく棟板金が飛ばされることにもなりかねません。
事実、昨年に同じ鴻巣市のお客様の落下した棟板金を補修しに伺いました。
こちらも気が付いた時点で早めに補修しておきましょう。
外壁塗装目地のシーリング材が劣化し中の青い絶縁体
ボンドブレイカーが見えています。
目地からの雨水は外壁サイディング材や躯体を傷め、雨漏りも起こりかねません。
外壁塗装時にキチンと目地メンテナンスの
シーリング打替えも行いましょう。
雨樋の修理と外壁塗装を一緒に行おうと4社の業者に見積を依頼されたそうです。手抜き工事などなく きちんとした工事をする業者は?
安心してまかせられる業者は?
と選定するのに悩まれたそうです。
その結果、当社からお伺いした担当者の「知識とお客様目線によるさまざまなアドバイスと人柄に信用して任せて安心だと思い4社の中から選ばせていただきました。」←(お客様からの完工後のアンケートの回答より>>>こちらもご覧ください!!)
と、当社に雨樋補修・屋根・外壁塗装のご契約を頂きました。
事前にご近所に挨拶をすませ、仮設足場設置で工事開始です。
メッシュシートと共に、当社のイメージシートも張らせていただきました。
塗装工事の前に丁寧に高圧洗浄を行い、汚れや劣化した塗膜を落とします
塗装を行う、屋根・外壁・ベランダ床の他、玄関廻りも洗浄しました。
高圧洗浄終了後です。
すっかり悪い塗膜や汚れが取れました。劣化が進んでいた為屋根の色は一変しています。
屋根の棟板金不良部分の補修を行いました。
右写真部分は、棟板金の接続部の反りを抑え密着させました。(左写真は施工前)
棟板金の浮いていた止め釘は、少し長いスクリュー釘に変えて打込み、浮きにくくする為頭を変成シリコンで補強しました。
エアコン配管接続部の劣化しているテープを新しく巻き直し外れないようにしました。
「シーリング打替え」作業です。
サイディングボード接合部分目地の劣化したシーリング材を全て取り除き、両脇に養生テープを張った後オートンイクシード(高性能シーリング材)専用プライマー(接着剤)を付けます。
窓枠等 劣化したシーリング材を取り除けない場所に行う「シーリング増し打ち」部分には、養生テープを張り、プライマーを塗布しました。
プライマーを塗布した後、高機能サイディング目地用シーリング材「
オートンイクシード」を充填です。
その後写真の様にへらで表面を綺麗に均したら固まらないうちにそっと目地両側のマスキングテープを取ってシーリング増し打ちの完了です。
シーーリング増し打ちでもプライマーを塗布した場所に「
オートンイクシード」をしっかり載せ表面を均し、マスキングテープを取り除いて出来上がりです。
サイディング目地のシーリング打ち替え完了です。
サッシ廻り等のシーリング増し打ちも完了です。
この何年か当店のお勧めシーリング材
オート化学工業株式会社製「
オートンイクシード」についてです。
短くまとめると
◎非常に高く・長期間の弾性力・接着力がある為、
亀裂・剥離を長期間防げる→高い耐久性がある◎紫外線、熱、水分に対する耐性が驚異的に高い為、
太陽光や降雨から美観を長期間守れる→高い耐候性
を持つシーリング材です。
実は、一般的に多く使用されているシーリング材(新築時含め)は、数年すると劣化が始まります。
それは、屋根や外壁のメンテナンスが必要な時期よりとても早くサイディング目地が傷んでしまうという現象を起こします。
その為多くの方がお困りになり、屋根や外壁が劣化するまで目地の補修を我慢し、その結果サイディングボードや躯体も傷め、雨漏れも起こしてしまう方も数多くいらっしゃります。
ところが、上記の性能を持つ「オートンイクシード」は、屋根・外壁材表面の劣化速度が同等以上の為メンテナンスのタイミングが同じになり、使用すれば(ほんの少し材料代が上がりますが)安心且つ結果経済的にも助かることになるのです。
より詳しくはこちら>>>
オートンイクシード|20年長持ちする長寿命シーリング材
ペンキのついてはいけない場所を保護するため、又作業の効率性や綺麗な塗装仕上がりのために、養生作業を行いました。
高圧洗浄と板金補修・スレート瓦のひび割れを「
タスマジック」で補修(上写真)した後、アステックペイントの
遮熱下塗り材「
サーモテックシーラー」を塗布しました
下塗りの後、仕上げ塗料アステックペイント「スーパーシャネツサーモSi」トゥルーブラック色で中塗りです。
中塗り乾燥後、上塗りを行い屋根塗装完成です。
「
スーパーシャネツサーモSi」は
耐久性や
遮熱効果の高い、とても艶のある塗料です。
遮熱下塗り材「
サーモテックシーラー」とダブルの遮熱効果が長期間続くことと思います。
外壁の下塗りは、アステックペイントの「
エポパワーシーラー」を使用しました。
下塗りの後、仕上げ塗料アステックペイント「超低汚染リファイン1000Si-IR」のウィザードコッパー色で中塗りをおこないました。
お客様は、今回の外壁塗り替えで、ブラック系の外壁へとお考えで、数種類の色からウィザードコッパー色を選ばれました。
中塗りを乾燥させた後、同じ仕上げ塗料で上塗を行い完成です。
「超低汚染リファインSi-IR」は、塗装後の非常にきれいな状態をとても長く保てる遮熱塗料です。
庇やベランダ笠木部分等鉄部は、日本ペイントの錆止め塗料で下塗りを行いました。
付帯部分雨樋塗装
付帯部分雨戸塗装
軒天及び鼻隠し部分は、防火づくりの為、外壁と同じ塗料で同様の塗装工程作業を行いました。
2階屋根から下屋根横樋に繋がる竪樋の向きが反対方向だったため(上写真)雨水の排出口方向へと補修しました。(サービス工事)
こちらのお宅の窓枠下は、塗り替え前雨水によっての汚れが目立っていました。
今回使用した外壁塗装の塗料「超低汚染リファイン1000Si-IR」は、セルフクリーニング作用もあり、深い色合いの為必要性が低いかもしれませんが、窓枠下角の雨染みを軽減させる伝え水防止「ツタワンD」を設置させていただきました。(サービス工事)
床防水は、清掃の後、アセトン拭きを行い不応な油性物質を綺麗に取り除きます。
FRP防水専用のプライマーを塗ります。
プライマーを乾かした後、トップコート材東日本塗料の「AUコート」塗布します。
トップコーティング1回塗布し数時間表面を乾燥させた後に同じく「AUコート」2回目の塗布を行い完成です。
FRP防水トップコート施工完了です。
床の表面が劣化して汚れも付きやすくなっていたバルコニー床が見違えるようになりました。
床部分の防水は、どうしても人間の出入り等の負荷やその他劣化要因が多く傷みやすい場所です。出来れば、外壁や屋根のメンテナンスより早めの補修をお心がけ下さい。
雨漏れ防止の為にも日頃のお掃除(特に排水口)もお忘れなく!!
屋根は、長期間綺麗で遮熱効果のある塗料「スーパーシャネツサーモSi」で、外壁はフッ素塗料同等
の耐久性、対候性の有る遮熱塗料で塗り替えました。外壁の色は、お客様が悩んで選んだ「ウィザードコッパー」とてもシックでモダンな色合いの素敵なお宅になりました。お客様からは、完工後、「築20年の家がまるで新築のようによみがえり自慢の家になり……。」と言うお声を頂きました。
記事内に記載されている金額は2021年07月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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