葛飾区四つ木にお住いのY様邸にて行った外壁塗装工事の様子をご紹介しております。工事のきっかけですが「築20年程経過したので外壁のメンテナンスを検討しております。現地調査・お見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
窯業系サイディングが使用されておりサイディングの表面塗膜には、
色褪せやチョーキングといった塗膜の劣化症状が発生しておりました。また、
目地のシーリングには接着面の剥離や表面のひび割れ、劣化が著しい箇所では部分的にシーリングが欠落している箇所も見受けられました。 状態を考慮すると、
シーリング及び塗装工事が必須な状態でしたので外壁塗装工事のご提案を行いご検討の末工事をお任せいただく運びとなりました。
使用材料
エスケープレミアムシリコン(SR-102、SR-402)
葛飾区四つ木にお住まいのY様より「築20年程経過したので外装のメンテナンスを検討しております。現地調査・お見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
私達「街の外壁塗装屋さん」では、建物の現地調査からお見積り迄を無料にて行っております。調査・お見積りの段階で費用が発生することはありませんのでメンテナンスをご検討の際には、お気軽にご相談ください!
Y様邸の建物は、木造2階建ての住宅で外壁の材料には
窯業系サイディングが使用されておりました。
【窯業系サイディングの特徴】 窯業系サイディングは、セメントと繊維質原料、そして混和材によって成型されるため、豊富なデザインバリエーションに対応しています。これにより、様々なパターンやテクスチャーを実現することが可能です。窯業系サイディングは、表面にデザインや模様が施されており、外観の美しさを重視する方におすすめの外壁材です。また、軽量で耐久性が高く、メンテナンスも比較的容易な点も特徴の一つです。その他にも、コーキングやシーリング材を使用することで防水性能を高めることができるため、建物の耐久性向上にも貢献します。窯業系サイディングは、外壁材としての機能性だけでなく、デザイン性やメンテナンス性にも優れた特徴を持っています。
【窯業系サイディングの劣化のサイン】 窯業系サイディングが劣化しているかどうかをチェックする際には、以下の4つのポイントに注目してください。
1. 外壁の表面にひび割れやクラックが見られる場合、劣化のサインかもしれません。特に、釘やビスが打ち込まれている周辺から割れが進行することが多いです。割れが進行すると、サイディングが割れて落下する可能性もありますので、注意が必要です。
2. サイディングの表面に変色や汚れが目立つ場合、劣化が進んでいる可能性があります。定期的なクリーニングやメンテナンスが必要です。
3. サイディングの表面に凹みやへこみが見られる場合、外部からの衝撃や損傷が原因である可能性があります。早めの修理や補修が必要です。
4. サイディングの取り付け部分や周辺に隙間や浮きがある場合、劣化や緩みが進んでいる可能性があります。しっかりと固定するために、専門業者に相談することをおすすめします。
これらのポイントに注意しながら、窯業系サイディングのメンテナンス状況をチェックしてください。早めの対処が劣化を防ぐために重要です。
外壁目地のシーリングが劣化すると、ひび割れや剥離といった症状が現れます。これにより
雨水が侵入し、建物内部の腐食や雨漏りの原因となる可能性があります。劣化したシーリングは早めにメンテナンスする必要があります。 目地のメンテナンス方法としては、新しいシーリング材を充填する方法が一般的です。劣化したシーリングを除去し、新しいシーリング材を充填することで、建物の耐久性を保つことができます。外壁塗装と同様に、目地のメンテナンスは住まいの安全を守るために欠かせない作業です。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、劣化症状に早めに気付くことができます。外壁塗装業者による無料点検サービスも利用することができますので、劣化の兆候が見られた場合は早めの対応をおすすめします。
外壁の調査を行い窯業系サイディングの表面塗装には、色褪せやチョーキングといった塗膜の劣化症状が発生しておりメンテナンスが推奨される状態となっておりました。また、サイディング目地のシーリングでは経年劣化による表面のひび割れや接着面の剥離が発生しており目地から雨水が入り込んでしまう恐れがある状態です。
既存のサイディングを長持ちさせる為にも定期的なメンテナンスは欠かせません。したがって、外壁塗装工事のご提案を行いご検討の末工事をお任せいただく運びとなりました。今回の外壁塗装工事の金額は、税込み1,300,000円にて承りました。工事の金額は、施工範囲や使用材料により金額が異なりますので詳しくは「街の外壁塗装やさんへ」お問い合わせください!
外壁塗装前の高圧洗浄は非常に重要です。外壁や屋根は年月が経つと汚れが付着し、塗膜が劣化して防水性能が低下します。そのため、高圧洗浄を行うことで
汚れや劣化した塗膜をしっかり落とし、下地を整えることができます。これにより、
塗料がしっかり密着し、塗装の耐久性や美観を保つことができます。外壁塗装を検討する際には、高圧洗浄の重要性を理解し、適切な下地処理を行うことが大切です。外壁塗装の専門業者に相談して、適切な工程を確認することをお勧めします。
サッシ周りや外壁目地などの各所シーリング処理を行います。シーリング処理の方法は、施工箇所により異なり
外壁目地は打ち替えとなり
サッシ周りや入隅は撤去が難しく無理に撤去してしまうと下地や防水シートを傷めてしまう恐れがありますので基本的には増し打ちでの対応となります。
打ち替えの場合には既存シーリング撤去後に目地周りの養生を行い、シールプライマーの塗布を行います。シールプライマーとは、下地とシーリング材との接着性を高める役割がありシール作業には欠かせません。
使用するシーリング材は、オート化学工業のオートンイクシードになります。
「オートンイクシード」は、耐用年数15年を超える長寿命シーリング材です。通常のシーリング材の伸び率が400%であるのに対し、オートンイクシードは1000%以上という圧倒的な伸び率を持ち、破断を防ぎます。また、30%の圧縮と拡大を4000回繰り返しても破断しない耐久性も特徴的です。以前は「オートンイクシード15+」という商品名でしたが、2016年9月に現在の「オートンイクシード」に変更されました。オートン化学工業が販売する「オートンイクシード」は、シーリング材の常識を覆す耐久性を持っています。
シーリング材充填前の下処理が完了したので、シーリング材の充填を行います。シーリング材充填の際には、接着面との隙間に空気が入りこまないように注意して充填作業を行います。
空気が入り込んでしまうと、仕上げ後に空気が膨張しシーリング材に穴開きが生じてしまう場合があります。
シーリング材の充填後は、専用のヘラを使用し表面の仕上げを行います。仕上げを行うことで下地との密着性を向上させたり表面の見栄えを良くしたりすることが出来ます。シーリング材乾燥前に養生テープの撤去を行いシーリング作業が完了となります。
シーリング材乾燥後は、塗装の工程に移ります。使用するシーリング材や季節により乾燥までに要する時間は異なりますので状況に応じた判断が必要となります。
下塗りには、エスケー化研の水性ソフトサーフSGを使用致します。
微弾性の下塗り材なので旧塗膜の微細なひび割れ等をカバーし耐久性の高い保護膜を形成します。 下塗りは塗装工事において非常に重要な工程です。下塗りを怠ると、塗料が浸透しにくくなったり、塗膜の密着性が損なわれたりする可能性があります。下塗りの目的は、下地の凹凸を均一に整えることや、塗料の密着性を高めることです。また、下塗りによって仕上げ塗料の性能を最大限に引き出すことができます。適切な下地調整と下塗りを行うことで、塗装工事全体の耐久性や美観性を向上させることができます。
中塗り・上塗りの工程となります。工事前に事前に
カラーシミュレーションを作成し配色や全体のバランスをご確認いただき色をお決めいただきました。メインの色はSR-102、アクセントとなるベランダ周りの色はSR-402をお選びいただきました。
仕上げ材料には、エスケー化研のエスケープレミアムシリコンを使用致します。
エスケープレミアムシリコンは、外壁塗装によく使用されるシリコン塗料です。高耐久性と耐候性を持ち、塗り替えの頻度を少なくすることができます。エスケー化研は、プレミアムシリコンの塗り替えを15年に一度程度を推奨しています。また、水性塗料なので揮発性有機化合物が気になる方にも安心して選んでいただける特徴があります。
下塗り完了後は中塗り・上塗りの工程となります。こちらの工程では、お選びいただいた色の塗料を使用し2回塗りで仕上げを行います。
塗り重ねを行事で色ムラの発生を防ぐと同時に膜厚の確保を行い塗膜の耐久性を高めます。
外壁の塗装が仕上がりましたので付帯部の塗装を行います。
軒天に使用する塗料は、日本ペイント㈱の水性ケンエースになります。水性ケンエースは水を基剤としているため、塗装時の臭いが少なく、環境にやさしい特徴があります。水性ケンエースは、室内や外壁などさまざまな場所で使用され、耐久性や防カビ性などの性能が求められる場面で活用されています。
雨樋や幕板にはクリーンマイルドウレタン(クロ)を使用します。クリーンマイルドウレタンは、クリーンマイルドシリーズの中で塗膜となる樹脂成分がウレタンのもので、
耐用年数は10~12年です。ケレン後には2回塗りで仕上げることが推奨されており、水に強い性質から濡れる可能性が高い場所への塗装にも適しています。
軒天塗装の様子になります。
水性ケンエースは、シーラーレスの塗料となりますので下塗り無しで水性ケンエースを2回塗りで仕上げることが出来ます。
雨樋などの付帯部塗装の様子になります。材料説明でも述べましたがクリーンマイルドウレタンはケレン後2回塗りでの仕上げが可能な塗料となっており下地の目粗しを行い塗料の食いつきを良くしたら下塗りいらずで仕上げが行えます。しかし、鉄部を塗装する際には錆止め塗料を下塗りとして使用することが推奨されます。
外壁塗装工事が完了となりました。事前のシミュレーション通りの仕上がりになったと大変ご満足いただくことが出来ました。
今回の外壁塗装工事では、
施工保証を7年間お付けしております。
工事完了後には、定期点検にお伺いさせていただき施工後の不具合が発生していないかを点検し万が一の際には無償にて補修対応を行っております。施工後のアフターサービスも充実しておりますのでご安心して工事をお任せください!
記事内に記載されている金額は2025年01月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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