
町田市西成瀬で雨漏り修理工事をおこないました!
お問合せのきっかけは『1階が店舗で昨年からその天井部分から雨漏り。上はルーフバルコニーになっているて3年前に外壁塗装実施。天井のダウンライトから天井裏が確認出来る。雨量と風が強いときに雨漏りする。』という内容でご連絡をいただきました。
散水試験で調査した結果、笠木の下から雨漏りしている事が確認出来ましたので、笠木下の防水処理工事をおこなっていきます。板金で加工した笠木で再利用が出来ない為、LIXILの笠木と手すりが一体になっている笠木への交換工事をおこないました。
腐食した部分を直してから防水処理をしっかりとおこなっていますので、交換工事後は安心していただける様になりました!

町田市南成瀬で雨漏り修理工事をおこないます。 雨量が多いときや風が強いときに天井と壁の取り合い部分から雨漏りしてしまうそうで、調査に伺った時には雨漏りの症状は有りませんでしたが、どこから雨水が入り込んでいるのかを確認する必要があります。

一番原因になりそうな部分がバルコニーの笠木です。
雨漏りしている部屋のうえがルーフバルコニーになっていますので、雨水の浸入は雨漏りに直結してしまいます。原因と考えられ部分は何か所もありますが、目視で確認出来る原因箇所はありませんので、雨量が多いときや風が強いときの雨漏りという事を考えると、吹き込んで雨漏りしていると想定できます。
原因をしっかりと特定するために、まずは散水試験をおこなってどこから雨水が入り込んでいるのかを調査していきます!

散水試験を実施します! 散水試験は、雨水の浸入が想定される部分に1カ所ずつ水をかけていき調査する方法です。原因箇所は1カ所とは限りませんので、可能性が有る部分全てに水をかけていきます。

散水試験を実施する際には天井裏が確認出来ると原因箇所の想定がしやすくなります。今回は天井に点検口などはありませんでしたが、ダウンライトが設置されていましたので、一旦取り外してそこから天井裏を覗いて調査していきます。
笠木部分に水をかけてしばらくすると雨水が垂れてきました。画像だと少しわかりにくいかもしれませんが、ポタポタと雨水が落ちてきたのが確認出来ます。

ここは天井と壁の取り合い部分の
赤外線カメラでの画像です。
温度が高いところは赤く表示され、温度が低いと青く表示されますので、温度変化を視覚的に確認する事が可能です。笠木部分に水をかけてしばらくすると画像に変化が表れてきました。

ほぼ同じ角度で赤外線カメラで撮影した画像です。散水を続けたことで温度が低い(青い)部分が広がってきました。室内側で雨水が確認出来ていませんが、赤外線カメラを使用した事で壁の中での温度変化が確認出来、雨漏りしている事がわかります。
原因部分は笠木にあるという事が特定できましたので、笠木の下の防水処理工事を実施することになりました。現在の笠木は上に手すりが設置されていますが、笠木の上から穴を開けて取り付けてありこの部分も雨漏りの原因となりやすいところですので、笠木をアルミ製の手すり一体型のものへ交換することになりました。

笠木交換工事開始です! 笠木を撤去すると下地が見えましたが、防水紙は劣化していて下地の木は雨漏りによって腐食している部分がありました。手すりが貫通していた部分や角などから雨水が回り込んでしまい、劣化した防水紙から下地の方へ雨水が回ってしまっていた様です。

傷んだ下地は撤去して新しくしていきます。新しい下地に交換してからしっかりとした防水処理をおこないます。

笠木の下は基本的に水が入り込んだことを想定して、入り込んだ雨水が壁の中(下地)の方へ回らない様にする防水処理が重要になります。屋根の下地などと同様に常に露出している状態ではありませんが経年によって劣化していってしまうという事を想定しておく必要があります。

今までの笠木は板金を加工して笠木として被せてありましたが、今回はLIXILのアルミ製笠木を使用します。先に金具を下地に取付て置き、上から嵌め込むように取付しますので、
釘などが仕上がった時に露出することも無く、雨水の影響を受けにくくなります。

アルミ部材の加工です。
メーカーからはある程度の寸法で部材が入りますが、改修工事などの場合は現場で寸法を合せて加工する必要があります。今回は手すり部分の長さを現場で合わせてカットしていきます。

笠木と手すりが一体になった
LIXILのベランダバー手すりⅢを使用します。
笠木と手すりの柱が一体になって取付しますので、上からビスなどで固定することも無く雨水が入りにくい構造になっています。今までの懸念点も解消できています。

笠木の設置がおわり手すり部分の取り付けを進めていましたが、急に夕立の様な雨が降ってきてしまい、この日は作業終了としています。残りは壁際のコーキングなどの作業になりますので、雨が止んだ翌日に作業再開です。

壁際のシール作業をおこないます。
笠木がそのまま外壁にぶつかった部分や、一部欠き込みが必要な所がありましたのでその部分と外壁の取り合い部分もシール作業をおこないます。

笠木の交換工事が完了しました! 雨漏りの原因部分は笠木の下の防水処理で解消し、新しい手すり一体型の笠木によって作りもしっかりとし、メンテナンスもしやすい状態になりました。

手すりの高さが元々少し高めでしたので、建築基準法の範囲内で少し下げております。縦格子上の手すりから横ラインメインの手すりに変わりましたので、見た目もスッキリしました。

今回の雨漏り修理工事は、手すり一体型の笠木交換工事も含めて
税込み352,000円で実施しております。使用する材料や工事範囲によっても変わりますので、工事をご検討中の方は
街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問合せください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年03月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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