
小金井市緑町にお住まいのお客様より、窯業系サイディング外壁の目地がかなり傷んでいるので見てほしい、とご相談をいただきました。現地でお話をうかがうと、建物内部への漏水を特に心配されており、できるだけ費用を抑えながら必要なメンテナンスをしたいとのご希望でした。そこで私たちは現地調査を行い、劣化の程度と補修範囲を丁寧に確認。状態から見て外壁目地の打ち替えが適切と判断し、必要なシーリング工事をご提案したところ、ご納得のうえで工事をお任せいただきました!
使用材料
サンスター ペンギンシール(H-ベージュホワイト H425)
外壁目地にひび割れが広がり防水性が低下していました

こちらは現地調査時に確認した外壁の縦目地です。
シーリング材の表面に細かな割れではなく、目視でもはっきり分かるひび割れが連続して発生しており、弾力も失われていました。
窯業系サイディングは、目地のシーリングが防水と外壁材の動きを受け止める役割を担っています。
しかしこのように劣化が進むと、
雨水が目地の奥へ浸入しやすい状態になります。
外壁材そのものがきれいに見えていても、目地が傷んでいると見えない内部で下地を傷める原因になるため、早めの対処が大切です。
入隅や取り合い部では破断が進み雨水の通り道になりやすい状態でした

建物の角や部材の取り合い部分も確認すると、平場の目地以上に傷みが進んでいました。
特にこのような入隅や水が集まりやすい箇所では、シーリングの表面が縮み、部分的に口が開いたような状態になっていました。
こうした場所は風雨の影響を受けやすく、わずかなすき間でも水が入り込む可能性があります。
さらに、サイディングの継ぎ目だけでなく周囲の板金や水切りとの境界にも負担がかかるため、
部分補修だけでは再発しやすいのが特徴です。
今回は見える劣化だけでなく、周辺部も含めてしっかり打ち替える必要があると判断しました。

外壁だけでなく、屋根の棟板金の取り合い部にもシーリングの劣化が見受けられました。
画像のようにシール材が硬化してめくれ、ところどころ切れている状態です。
棟板金まわりは雨水を受けやすく、すき間が生じると板金の内側や固定部周辺へ水が回るおそれがあります。
すぐに大きな雨漏りになるとは限りませんが、放置すると下地材や固定部の傷みにつながるため注意が必要です。
今回の工事では、外壁目地の打ち替えに加えて、
関連する取り合い部のシーリングも合わせて補修し、住まい全体の防水性を整える方針としました。

まずは既存の目地シーリングを撤去する作業から始めます。
古いシーリングが残ったままだと、新しい材料を充填しても密着不良を起こしやすく、せっかくの工事が長持ちしません。
そのため、カッターなどを使いながら目地の両側を傷めないよう慎重に切り込みを入れ、古いシーリング材を引き抜いていきました。
窯業系サイディングは表面意匠があるため、無理に作業すると外壁材を欠けさせる可能性もあります。
私たちは撤去の段階から仕上がりと耐久性を意識し、下地の状態を確認しながら丁寧に進めました。

既存シーリングを撤去したあとは、目地の両側をマスキングテープで養生し、専用のプライマーを塗布していきます。
プライマーは接着剤のような役割を持つ下塗り材で、これを適切に施工することで新しいシーリング材が目地にしっかり密着します。
見た目には地味な工程ですが、実は耐久性を左右する重要なポイントです。
塗りムラや塗り残しがないよう、刷毛で奥まで行き渡らせながら施工しました。
シーリング工事は下準備の精度が仕上がりを決めるため、この工程も手を抜かず確実に行っています。
使用材料は耐久性と施工性のバランスを考えて選定しました

今回使用したのは、サンスターのペンギンシールです。
外壁目地の打ち替えでは、建物の動きに追従できること、安定した性能が期待できること、そして施工条件に合っていることが大切になります。
お客様からはできるだけ予算を抑えたいというご要望もありましたので、ただ高価な材料を選ぶのではなく、建物の状態や補修内容とのバランスを見ながらご提案しました。
私たちは材料選びの段階でも、長持ちしやすさと費用面の納得感の両方を意識しています。
必要なところに適切な材料を使うことが、無駄のないメンテナンスにつながります!
新しいシーリング材を目地の奥までしっかり充填しました

プライマーの乾燥を確認した後、シーリング材をガンで目地へ充填していきます。
このとき大切なのは、表面だけをなぞるのではなく、目地の奥までしっかり材料を行き渡らせることです。
充填不足があると内部に空洞ができ、そこから劣化やはがれが起こる原因になります。
目地幅や深さに合わせて適量を見極めながら、連続して均一に打設しました。
外壁目地は建物の動きを受け止める部分でもあるため、見た目だけでなく性能面も意識した施工が欠かせません。
防水性の回復に直結する、非常に大切な工程です。

シーリング材を充填した後は、ヘラで押さえながら表面をならしていきます。
この工程によって余分な空気を抜き、目地の側面へしっかり密着させることができます。
また、表面形状を整えることで雨水が溜まりにくくなり、仕上がりもきれいになります。
単に見栄えを整えるだけの作業ではなく、耐久性にも関わる重要なひと手間です。
ヘラの角度や力加減が不適切だと厚みが不均一になってしまうため、周囲の意匠を損なわないよう注意しながら仕上げました。
こうした細かな積み重ねが、長持ちする目地につながります。

調査時に劣化が見つかった棟板金の取り合い部についても、あわせてシーリングの打ち替えを行いました。
屋根の上は紫外線や風雨の影響を特に受けやすく、外壁以上に劣化が早く進むこともあります。
こうした部分を見落としてしまうと、外壁目地だけ直しても別の箇所から雨水が入り込む可能性が残ります。
そのため今回は、お客様のご予算に配慮しながらも、建物全体の防水性に関わる箇所はきちんと手当てしました。
関連部まで含めて整えることが再発防止の近道ですので、必要な範囲を見極めて施工しています。
打ち替え後は目地が整い安心できる状態に仕上がりました

施工後の外壁目地は、ひび割れやすき間が解消され、まっすぐ均一なラインに整いました。
劣化して硬くなっていた既存シーリングとは異なり、新しいシーリング材がしっかりと目地の役割を果たせる状態になっています。
外壁の見た目も引き締まり、建物全体の印象がすっきりしました。
もちろん大切なのは見た目だけではなく、
雨水の浸入リスクを抑える防水機能の回復です。
今回のように外壁目地の劣化は、早めに打ち替えることで大掛かりな補修を避けやすくなります。
気になる症状が出ているときは、早めの点検がおすすめです。
今回は小金井市緑町にて、窯業系サイディング外壁の目地打ち替え工事と、関連するシーリング補修を行いました。
調査では外壁目地のひび割れ、入隅や取り合い部の破断、さらに棟板金まわりのシール劣化も確認され、放置すると雨水の浸入によって建物内部の傷みにつながるおそれがある状態でした。
そこで私たちは、お客様の「なるべく予算を抑えたい」というお気持ちに寄り添いながら、必要な箇所を見極めたうえで無駄のない工事をご提案しました。
また、今回の工事費用は539,000円(税込み)にて承りました。
街の外壁塗装やさんでは、外壁や屋根の状態をしっかり確認し、今本当に必要なメンテナンスを分かりやすくご説明することを大切にしています。
無料調査も承っておりますので、外壁目地のひび割れやシーリングのやせ、雨漏りへの不安がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください!
記事内に記載されている金額は2026年07月10日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。