「戸建ての一階窓枠及びサッシ付近から大量の雨漏りが発生した」という中野区大和町のお客様です。モルタルの外壁にもクラックが発生ししており、そのことも雨漏りの原因になっているのではないかと心配しておりました。こちらのご相談をいただいたのは令和元年の秋で令和元年房総半島台風と令和元年東日本台風が過ぎ去った後だったので、まだまだ台風が来るのではないかとお客様は心配しておりました。今回は取り敢えず、雨漏りを止めるため、シーリングの増し打ちを行いました。
雨漏りしているということで、ますば室内を拝見させていただきました。雨が降っている時はかなりの雨水が入ってきたということで、室内にはその名残が残っていました。すぐに水分を拭き取ったりしたものの、雨水が染みてきた部分の木材は吸水して変形し、壁のクロスも剥がれかかっています。
お客様が雨水が浸入してきた箇所だろうと推定した部分です。確かにこちらの室内側は木材が反ってしまい、クロスが剥がれてしまった部分のの近くでした。サッシのシーリングの劣化具合から見ても、ここから雨水が入ってきたことは間違いないようです。怪しい部分がこちらの他にもう一つありましたので両方ともシーリングの増し打ちを行います。
まずは軽く汚れを落とした後、シーリングを行う部分のサッシに養生テープを貼っていきます。サッシの周辺の外壁にはクラックが入っており、補修した跡も見受けられます。理想を言えば、サッシ枠を解体し、しっかりと防水を行いたいところです。
養生が終わったところで試しにシーリングを増し打ちしてみました。かなりの量が入っていきます。恐らく内部のシーリングも痩せてしまって隙間が大きくなっているのでしょう。取り敢えずはこれでここからの雨水の浸入はなくなるはずです。
シーリングガンで外壁とサッシの間にシーリング材をしっかりと充填していきます。場所が中野区ということもあり、お隣との距離も近く、しっかとしたした庇が設けられない状況です。サッシが剥き出しになっていることで直接、雨があたり雨漏りに繋がったのでしょう。
シーリングが切れていたもう一つのサッシと外壁の間にもシーリング材を充填しました。こちらの窓の方が横に広いだけに雨漏りが始まったら、よくーり多くの雨水が室内に浸入してしまうでしょう。取り敢えずはこれで雨漏りはしなくなりましたが、いずれは本格的に補修が必要な状態です。庇を取り付けたいのですが、敷地的に余裕がないのでこまめにメンテナンスしていく必要があります。
記事内に記載されている金額は2020年04月10日時点での費用となります。
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