令和元年東日本台風で、棟板金が一部、被災してしまったお客様です。築17年が経ち、外壁の色褪せも気になり始めていたそうです。今回の、外壁塗装では、「お洒落なツートンカラーの住宅にしたい」とご要望がありました。塗装を行う前には、カラーシミュレーションを作成しましたので、塗装後と比較してみたいと思います。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 その他 棟板金交換工事
使用材料
パーフェクトトップ(ND-322・ND-342)、ファインパーフェクトトップ、(23-255)、ケンエース
(N-90)、ファインパーフェクトベスト(Jブラック)
棟板金は一部、めくれてしまっています。幸い、飛散している様子は見られませんでしたが、落下すると非常に危険です。外壁には、色褪せが目立ちました。遠目から見てもわかるほどです。「色褪せ」は劣化の初期症状ですので、気になり始めましたら塗装を検討しましょう。
屋根や外壁の工事は、高所での作業となりますので、職人の安全する為にも足場を仮設します。平米数や建物の高さによって足場代は異なります。
まずは台風で被災してしまった棟板金の工事を行います。棟板金は全体的に劣化が見られましたので、被災箇所以外も交換しました。棟板金交換工事は、貫板と棟板金を新しいものに変える工事です。左の写真のように、貫板が腐食してしまうと、板金が飛散してしまう危険性が高まります。私たち、街の外壁塗装やさんでは、棟板金交換工事も承っておりますので、工事を検討の際にはご相談ください。
高圧洗浄で屋根の汚れを除去した後、ファイン浸透シーラー透明で下塗りを行います。乾燥しましたら、スレートの小口にタスペーサーを設置し、隙間を確保していきます。
中塗り・上塗りを行います。塗装には、ファインパーフェクトベストを使用しました。強じんな塗膜と優れた作業性が特徴です。色は全部で26色あり、お客様はJブラックをお選びになりました。
塗装後の屋根です。光の当たり具合によってはグレーにも見えます。シックで落ち着いた印象の屋根になりました。
窯業系サイディング外壁には、必ず「目地」が存在します。目地にシーリングがあることで、外壁同士の衝突を避け、クラックを防いでいます。まさにクッションの役割を果たしているのです。しかし、こちらも経年とともに劣化してきますので、塗装と一緒に打ち替え工事を行いました。
まずは、カッターで切り目を入れて、シーリングを剥がします。シーリング材を充填する際に、はみ出しても良いように、養生テープを貼りましたら、プライマーと呼ばれる下塗り材を塗布していきます。塗りが足りないと後々、剥離する原因となってしまいますので、丁寧に行います。
シーリングを目地に充填し、ヘラで平らに均します。シーリングが完全に乾いてしまう前に、養生テープを剥がし、目地の補修は完了となります。
窯業系サイディング外壁の塗り替え時に最適な「パーフェクトサーフ」で下塗りを行います。下地の隠ぺいが優れていますので、濃い色から淡い色の外壁へ変更することが可能です。
下塗り後が乾燥後、中塗り・上塗りと分けて塗装を行います。ラジカル制御塗料のパーフェクトトップを使用しました。耐用年数は10~13年と言われていますので、耐候性を重視したい方にはお勧めの塗料になります。手前の濃い色がND-342で、薄い色がND-322です。
ファインパーフェクトトップを使用して付帯部を塗装していきます。低汚染性が備わっており、様々な素材に塗装ができますので、付帯部の塗装にもお勧めです。そして、上品なダークブラウンは、色番号:23-255になります。付帯部の塗装では、黒か茶系を選ばれる方が非常に多く、その中でも特に人気がありますのが、こちらの色になります。
ケンエースで軒天の塗装を行います。防かび性や耐水性が備わっていますので、軒天の塗装に使用されることが多いです。写真の色はN-90(白色)になります。
色を壁面ごとに分けているパターンが作成したカラーシミュレーションで、壁面の中央で分けているパターンが実施に塗装を終えた外観になります。色の境界は異なりますが、色を見たときには、ほとんど同じように見えます。建物の印象も変わらないのではないでしょうか。このように、カラーシミュレーションを作成することで、塗装前でもイメージが付きやすくなります。
外壁塗装を終え、ツートンカラーの住宅になりました。お洒落なイメージがあるツートンカラーに憧れている方も多いのではないでしょうか。イメージチェンジを狙った外壁塗装を行ってみるのも良いかもしれませんね。
記事内に記載されている金額は2020年11月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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