令和元年東日本台風が通過後、屋根の点検を依頼されました、台東区千束にお住まいのお客様です。屋根材が飛散してしまったり、破損してしまった様子はありませんでしたが、棟板金の浮きや錆びが目立ち始めていました。いい機会なので、棟板金交換工事を行った後、屋根塗装をお願いしたいとお話がありましたので、工事を実施致しました。私たち、街の外壁塗装やさんでは、住宅の点検~お見積り書作成まで無料で承っておりますので、台風が通過後、ご自宅にご不安な点がございましたら一度、ご相談ください。
お伺いしました邸宅の屋根材はスレートです。令和元年に発生した台風が通過後、屋根が破損しているんじゃないかとご不安に思い、お問い合わせされたとのことでした。屋根に飛散や破損などの被災している様子は見られません。しかし、スレートの表面には藻が発生し始め、棟板金には浮きや錆びなどの劣化症状が見られました。症状が軽いうちにメンテナンスを行い、屋根に耐久性と美観を蘇らせましょう。
今回、お客様のご要望により、棟板金交換工事を行ってから、屋根塗装をお願いしたいとお話がありましたので、まずは棟板金の交換を行っていきます。木材の貫板は変色しており、腐食が進んでいました。更に腐食が進むと、棟板金を固定している釘が抜けやすくなり、板金の飛散に繋がってしまいます。新しい貫板と棟板金に交換しましたので、これで強風が来ても安心です。
高圧洗浄でスレートに付着した藻や苔などの汚れを洗い流し、下塗りを塗装していきます。高圧洗浄は屋根だけではなく、外壁の塗装前にも必ず行う工程になります。この作業を行うことによって、塗装を行ったときに、塗料がより密着しやすくなります。
下塗りには、ファイン浸透シーラー透明を使用しました。脆弱な素材の表面を補強し、浸透性が高く、素材へ深く浸透します。透明の他にホワイトタイプもありますので、ニーズに合わせて使用することが可能です。
スレートの小口に、タスペーサーと呼ばれる縁切り材を設置し、隙間を確保します。塗料などでこの隙間が埋まってしまうと、屋根の内部に浸水した雨水が逃げ場を失い、最悪の場合、雨漏りを引き起こしてしまう可能性があります。縁切りされていなくて、雨漏りが発生してしまったというケースも決して少なくはありません。せっかく工事を行っても、誤った施工方法では意味がありませんので、しっかりとした業者を選びましょう。
下塗りが乾燥しましたら、中塗り・上塗りと分けて塗装していきます。今回、使用しましたのは、ラジカル制御塗料のファインパーフェクトベストになります。チョーキング現象などの劣化症状を引き起こす物質「ラジカル」の発生を抑制し、綺麗な屋根を保ちます。ラジカルを制御することで、屋根の色褪せも防ぐことができます。
棟板金交換工事と屋根塗装が竣工しました。屋根に美しい光沢が蘇りました。こちらの落ち着いたグレーは、ディープグレーになります。グレー系の屋根は、様々な外壁と組み合わせやすく、非常に人気があります。色の濃淡によっても印象が変わりますので、お気に入りの色を見つけてみてはいかがでしょうか?
現在、コロナウィルスの影響により、工事をお願いしたいけれど、ご不安に思われている方も多いでしょう。街の外壁塗装やさんでは、できる限りの対策を講じてお伺いさせて頂いております。詳しくは「新型コロナウィルス対策について」をご覧ください。
記事内に記載されている金額は2020年05月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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