千代田区内神田でマンションの防水工事を依頼しているお客様です。数年前に屋根と外壁を塗装しましたが、ベランダの防水工事は行っていませんでしたので、防水工事をお願いしたいとの事でした。薄っすらと生え始めた苔や汚れを気にされていました。また、ベランダの繋ぎ目が目立ち始めており、隙間ができてしまっている場所も見受けられます。隙間から雨水が浸水し、雨漏りを引き起こしてしまう可能性がありますので、繋ぎ目のない防水層を形成することができるウレタン防水(密着工法)を行っていきます。
ベランダの写真を見てみますと、部分的に緑色に変色している様子が分かりますよね。これは苔です。防水工事を行わなければと焦る必要はありませんが、素地が吸水しているサインですので工事を検討する目安になります。
繋ぎ目には、コーキング処理が施されています。しかし、立ち上がり面のシート防水が剥がれてきています。これでは、そこから雨水が浸水し、雨漏りを引き起こしてしまいますので、早急に処置を行う必要があります。
びっしりとシーリング材が充填されていましたが、防水工事を行うにあたって全て綺麗に剥がしてしまいます。また、付着した汚れを落とす為に、水洗いも行いました。そして、剥がれたシート防水は剥がして下地を調整します。
プライマー(下塗り)を塗布し、補強クロスを貼ります。補強クロスには、衝撃によるひび割れの抑制や補強、塗膜の確保といった重要な役割があります。床面と立ち上がり面に貼り付けましたら、ウレタン塗膜防水材の塗布に入ります。規定の塗膜厚を形成する必要がありますので、一度乾燥させた後、再び上から塗布します。
仕上げにトップコートを塗布して工事が竣工となります。シートウレタン塗膜防水材は、紫外線に弱いので、保護する為にトップコートを塗布する必要があります。トップコートの寿命は5~7年ほどになりますので、それを目安に塗り替えを行いましょう。ウレタン防水後は以前よりは滑らかな表面に仕上がっていますので、雨天時に滑らないよう注意喚起をさせていただきました(もちろん骨材入りのトップコートもございますのでお気軽にご相談ください)。
現在、コロナウィルス流行により、自粛ムードが続いております。39都道府県では緊急事態宣言を解除する方針が発表され、自粛も緩和され始めていますが、まだ油断はできません。弊社でもコロナウィルス対策を徹底しておりますので、内容につきましては「新型コロナウィルス対策について」をご覧ください。
記事内に記載されている金額は2020年10月29日時点での費用となります。
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