立川市大南にお住まいのお客様より、防水工事のご依頼をいただきました。ベランダの床が剥がれてきていることに気づき、工事を検討したそうです。幸い、劣化症状も軽かった為、トップコートの塗替えで補修が可能でした。ベランダやバルコニー、屋上といったほぼ勾配の無い場所には雨水が溜まりやすく、ひび割れた部分から雨漏りが発生してしまうケースも決して少なくはありません。劣化症状に気づきましたら、早めに点検・メンテナンスを行いましょう。
使用材料
アセトン
ジョリエースJU-70
タフシールトップ#1000
(フラットタイプ)
ベランダに塗装されたトップコートは、常に紫外線や雨水の影響を受けています。経年とともに剥がれやひび割れといった症状も発生しやすくなってきます。劣化症状は様々で、トップコートの塗り替えで済んでしまう場合もあれば、防水工事を行わざるを得ない時もあります。
今回、お伺いしました邸宅のベランダには、ひび割れや剥がれ、汚れなどの症状が見られます。比較的軽微な劣化症状だった為、FRP防水のトップコート塗替えのみで済んでしまいます。バルコニーやベランダの劣化症状が出始めましたら早めにメンテナンスを行うことが大切です。
FRP防水のトップコート塗替えを行う際には、ヤスリやヘラを使用してケレン・目荒らしをしなければなりません。ケレンとは、表面の汚れや錆、古い塗膜を取り除く作業を言います。一方、目荒らしは、塗料の密着性を高める為に、表面に傷をつける作業になります。塗装面をザラザラにすることで、塗料がはがれにくくなるのです。
続いて、アセトン拭き掃除を行っていきます。FRPの表面には、油膜成分が残っています。しっかりと落とさなければ、プライマーを塗布してもすぐに剥がれてしまいますので、省くことのできない重要な工程です。アセトンには揮発性が高く、強い引火性もあります。危険物として取り扱いが定められている為、簡単に購入することはできません。
アセトンでしっかりと油膜を落としましたら、FRP防水塗替え用一液ウレタンプライマーであるジョリエースJU-70で下塗りを行っていきます。その後、ひび割れや剥がれが発生している部分を補修し、表面を整えます。
仕上げにトップコートで塗装していきます。日本特殊塗料株式会社が製造・販売しているタフシールトップ#1000(フラットタイプ) を使用しました。下地のひび割れに対する追従性に優れたFRP防水材です。立ち上がり部分も含めて、塗り残しが無いよう丁寧に塗っていきます。半ツヤタイプな為、表面のツヤが抑えられています。
FRPのトップコート塗替えを行い、床面のひび割れや剥がれが解消されました!ベランダのひび割れが悪化すると雨漏りのリスクも高まります。しかし、トップコートの塗替えで予防することができますので、劣化症状に気づきましたらご相談ください。
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