国立市西府町にお住まいのA様は、築15年になり屋根・外壁塗装をご検討されておりました。今回が初めての塗装メンテナンスになります。
築年数が経過するにつれて、お住まいは様々な劣化症状が見られやすくなりますので、メンテナンスを検討する機会も増えるでしょう。大切なお住まいのメンテナンスですから、信頼のできる業者を選ぶことが大切です。
私たち街の外壁塗装やさんでは、お客様のご要望に沿った工事をご提案することは勿論、近隣への配慮、工事後の点検まで責任を持って行っておりますので、ご安心ください。
使用材料
屋根:サーモアイSi(クールミラノグリーン)
外壁:ナノコンポジットW(NC-20)
まずは点検にお伺いしました。私たち街の外壁塗装やさんでは、マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを心掛ける行動で、新型コロナウィルス感染拡大予防に努めております。その他にも様々な対策を実施していますので、詳しくはこちらからご覧ください。
まずは屋根の調査から行いました。A様邸の屋根にはスレートが使用されており、全体的に色褪せと汚れが目立っていました。小さなひび割れ(ヘアークラック)も所々に見られましたが、強度には問題ありません。スレートの防水機能が低下している状態なので、塗装によって蘇らせましょう。
続いて、窯業系サイディング外壁の調査を行っていきます。サイディング外壁には、目立つ汚れや破損等の症状は見られませんでした。しかし、目地のシーリングには、破断している様子が見受けられます。シーリング材自体の劣化・寿命になりますので、打ち替え工事を行いましょう。
お住まいの調査後、屋根・外壁塗装(シーリング工事含め)をご提案させていただきました。
屋根・外壁塗装を行うにあたり、まずは足場仮設とメッシュシート張りを行います。足場とメッシュシートを設置することで、施工スタッフの安全を確保し、近隣トラブルを予防します。
続いて、屋根と外壁の洗浄を行っていきます。経年により付着した汚れや、旧塗膜を入念に洗い流します。尚、洗浄後はしっかりと乾燥させる必要がありますので、翌日以降の作業となります。
下塗りと縁切りはスレート屋根の塗装で重要な工程です
スレート屋根の塗装では、縁切りと呼ばれる工程があります。屋根の内部に浸入した雨水が外に排出されるよう、スレートの重なり部分に隙間を確保する作業です。下塗り乾燥後、タスペーサー(縁切り部材)を挿入して隙間を確保しました。これで塗料によって、隙間が塞がる心配もなくなりました。
屋根塗装にはサーモアイSiのクールミラノグリーンを使用!
A様邸の屋根塗装には、サーモアイSi(クールミラノグリーン)を使用します。サーモアイシリーズは、日本ペイントが販売している屋根用遮熱塗料です。日本ペイントと言えば、建築用塗料だけではなく大型構造物や自動車補修用塗料まで、多岐にわたって塗料を製造している総合塗料メーカーです。そんな大手塗料メーカーが販売している塗料なので、安心して選ぶことができますよね。
サーモアイSiで中塗り、上塗りの順に塗り重ねていきます。屋根や外壁の塗装を行う際には、必ず下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りを行います。塗り重ねることでムラなく綺麗に仕上がり、塗膜に厚みをもたせることができます。
塗装後は爽やかなグリーンの屋根になりました。こちらの色は、クールミラノグリーンです。写真で見てもかなり鮮やかで綺麗な色ですよね。屋根塗装でお選びになる方も非常に多く、人気色です。日射反射率は36.9%で、この数値が高ければ高いほど、遮熱効果もより実感できるかと思います。
外壁目地のシーリングは劣化していますので、打ち替えます。まず、カッターで両端に切れ目を入れ、既存のシーリング材を撤去していきます。続いて、はみ出してもいいようマスキングテープを貼り、プライマーを塗布していきます。このプライマーの塗りが不足したり、ムラになってしまうと、シーリングの剥離に繋がりますので、丁寧に行います。
2液材のシーリング材を充填し、ヘラで平らに均します。シーリングが完全に乾いてしまうと、テープが綺麗に剥がれませんので、ある程度乾いてきましたら、マスキングテープを剥がします。シーリング工事は窓廻りも行うのですが、窓周辺は打ち替えてしまうと雨漏りのリスクが高まりますので、増し打ち(既存のシーリングを撤去せず、上から充填する方法)を行います。
外壁も屋根同様、下塗を行います。下塗り材には、主剤の密着を高める重要な役目があります。外壁塗装には、ナノコンポジットWを使用しますので、専用のナノコンポジットシーラーで下塗りしました。
中塗り・上塗りにはナノコンポジットW(NC-20)を使用
下塗り乾燥後、ナノコンポジットW(NC-20)で中塗り・上塗りしていきます。ナノコンポジットWは、「低汚染性」「耐変色性」「耐火性」「防カビ・防藻性」「シックハウス対策」「速乾性」の6つの機能を持った親水性の機能性塗料です。汚れが付着しても雨水で綺麗に洗い流され、長期的に美観を維持することができます。一般的なシリコン塗料の平均耐用年数が10年~13年に対し、ナノコンポジットWは、10年~15年の耐久性があります。
A様邸の屋根・外壁塗装工事が竣工しました。築年数を感じさせないほど、綺麗で爽やかな印象になりました。ナノコンポジットWは、光沢を抑えた塗料なので、塗装のテカリがあまりお好みではない方にもお勧めです。美観を維持する為、これからも定期的にメンテナンスを行っていきましょう。
記事内に記載されている金額は2020年11月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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