東京都東大和市清水で屋根の塗装工事をおこないました。以前の塗装工事から10数年が経過し、汚れが目立ち始めてきたので綺麗にしたいというご希望でした。 塗装する部分は1階の屋根(下屋)でトタンの瓦棒葺きです。南面と西面にそれぞれ屋根があるのですが、南面はヒビ割れが非常に目立つ状態で、北面はコケが付着していて緑色になっています。
金属の屋根はスレートなどと違い熱による伸縮があるために塗膜が剝がれやすくなってしまいます。その様にならない為にも下地処理が重要になりますので、古い塗膜のケレン掛け、下塗り材をしっかりと塗布する必要があります。浮いた部分の上からそのまま塗装をおこなっても新たな塗装ごと剥がれてしまいますので、ケレン掛けによって浮いた部分を丁寧に剥がしていきます。しっかりと付着している『活膜』はそのまま残します。
新しく塗装する塗料は、日本ペイントの
サーモアイSiです。太陽からの熱を反射する性能を持っている遮熱塗料です。色によって反射率が変わるのですが、今回使用したクールホワイトは一番反射率が高く、90%以上の熱を反射しますので夏の暑さを和らげることが可能です。トタン屋根で屋根材自体に断熱性のがありませんので、遮熱塗料を使用すると室内の温度が大幅に改善されます。真っ白になりますので汚れが付着し始めた際には濃い色の屋根に比べると目立ち易いというデメリットはありますが、それを考えてもメリットが非常に大きい塗料と色です。
今までも白い塗装でおこなっておりましたので、今回おこなった
屋根塗装工事でもイメージは変わらず色も綺麗になり性能も良くなっておりますので、お客様にも大変喜んでいただけました。
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東京都東大和市清水
で屋根の塗装工事をおこないました。塗装したのは1階の屋根(下屋)で、トタンの瓦棒葺き屋根です。今の所何か不具合が出ている訳ではありませんが、汚れが目立ってきたので塗装工事で綺麗にしたいというご希望でした。
金属部分はスレートなどの屋根材と比べても熱による伸縮の影響を受けやすく、塗膜が剥がれやすくなってしまいますのでメンテナンスの周期は早目になります。
今回の塗装工事
は2回目になるそうで、以前の塗装から10年程が経過していました。白い色で塗装してあるのですが、汚れの付着が目立ちます。仕上がった時には塗膜の表面は撥水性があるのですが、紫外線や風雨に曝される事によってどんどん劣化し撥水性が落ちてしまうと、雨水を弾かなくなり汚れなどが付着しやすくなってしまいます。
過去に建物の一部を増築した様で、屋根材が継ぎ足してあります。下屋の上にはバルコニーが乗っていますので、増築した部分と屋根を一体にするにはバルコニーを一旦どかさなければならない為、増築した部分だけ屋根を足した様です。瓦棒葺きというタテ葺き屋根の特徴は、軒先から棟(壁際)までが一枚の板で形成されている為に緩い勾配(角度)の屋根にも使用出来るという事なのですが、今回の様に継ぎ足ししている場合は横葺きと同じ納め方になりますので、雨水が入り込む可能性があります。
今の所問題は無いそうですが、次回屋根のメンテナンスをおこなう際には屋根材はしっかりと直した方が良さそうです。
南にお庭が有り全面が道路になっていますので、とても日当たりの良い立地に建っています。そのため、南面の屋根は他の面と比べても劣化の進行が早くなってしまいます。南面はあちこちで塗膜の浮きが出ていましたので、浮いた部分の処理が必要になります。下のトタンにサビは出ていませんでしたので、メンテナンスをおこなう良いタイミングでした。
こちらは北面の屋根です。南面と比べると日が当たらない為汚れと共にコケも付着しています。緑色に見えるのがコケです。紫外線による劣化は遅いのですが、北面はこの様にコケなどが付着しやすくなりますので、建物の面によってそれぞれ劣化の度合いも違ってきます。
全体的に塗膜の劣化が出ていますがトタン屋根自体に傷みは有りませんでしたので、今回のメンテナンスは塗装工事で問題ありません。
下屋の塗装工事を開始するのですが、まずは下地処理です。浮いたり剥がれたりしている部分にそのまま塗装をおこなっても古い塗膜ごと浮いてしまう事になるため、ケレン掛けや皮スキなどを使用して浮いた塗膜を除去していきます。
完全に浮いている部分は皮スキでシャクシャクと剥がれていきますので、残さない様に屋根全体を細かくチェックしていきます。密着している部分(活膜)はそのまま残しますので剥がした部分の段差の処理も併せておこなっていきます。
今回使用する塗料です。日本ペイントのサーモアイSiです。サーモアイSiはシリコン樹脂の塗料で、Siは『シリコン(
silicon)』を表しています。太陽からの熱を反射する性能を持っている遮熱塗料で、色によって反射率が変わってきます。屋根材に良く使用されている黒や茶色の色もありますが、反射率は30%~40%ほどです。遮熱性能が無い塗料に比べれば3割から4割の熱を反射しますので結構な反射率だと思いますが、今回使用したクールホワイトは90%以上の反射率を持っていますので、屋根からの熱が殆ど室内に入り込みませんので、室内環境が非常に快適に保たれます。
特にトタン屋根自体には断熱性能がありませんので、遮熱塗料はお勧めの塗料です。
サーモアイでの塗装工事も通常の塗装工事と同様に3回塗りで仕上げます。金属用屋根用のプライマーを塗布してから仕上げの塗装を2回塗るのですが、仕上げを1回塗っただけでもトタンの表面を触るとひんやりした感触です。まだ5月ですが、日当たりが良いと金属部分は結構な熱さになりますが、サーモアイのクールホワイトの遮熱性のを実感できます。
仕上げの2回目(上塗り)をおこなって塗装工事が完成します。サーモアイは、下塗りを含めて3層の塗膜が形成されることで遮熱性能を発揮する様に造られた塗料です。中塗りでも表面はひんやりしていましたが、仕上がると真夏の暑さでも表面に触れるくらいの性能を持っています。
下屋塗装工事が完成しました。サーモアイSiのクールホワイトで綺麗に仕上がっています。これから夏にかけてどんどん気温が上がっていきますが、その時こそ性能を発揮しれくれますので、今年の夏は室内で快適に過ごす事が出来る様になります。
見た目も綺麗になり遮熱性の高い塗料で仕上がりましたので、今年の夏が楽しみです!とお客様にも大変喜んでいただけました。
記事内に記載されている金額は2021年06月15日時点での費用となります。
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